「子どもと地域の未来のために」決意あらた

NPO法人未来(岸田寛昭理事長)の認定NPOの交付式が30日、鳥取県中部総合事務所で行われ、認定証を受け取った岸田理事長は「子どもと地域の未来のためにいっそう頑張りたい」と決意をあらたにしていました。


 認定NPOは、都道府県からその事業活動が高い公益性を持っていると認められたNPOが、活動をより幅広く、また市民や企業の寄付による事業支援が受けやすくなるよう税制上の措置が施されるもの。

交付式では同事務所の門脇誠司所長が「認定されるには高い公益性や情報公開など厳しいハードルがあり、県内に300ほどあるNPOのうち認定NPOはまだ8例目ですが、これはゴールでなく始まり。より高い目標を目指し活動を地域に広げて下さい」と励まし、認定証を手渡しました。

 受け取った岸田理事長は「コロナ禍にあって、今こそ組織を見直す機会として認定に取り組みました。高いハードルでしたが、持続可能な組織に向けて足固めができたと思います。これからも創立時からの『地域と子どもの未来を創る』『グローカル=地球規模で考え、足元から行動しよう』を基本に活動していきたい」と力強く答えました。

県中部総合事務所の門脇所長=左=から認定証を受け取った岸田理事長と遠藤副理事長