『ひなビタ♪』の生みの親と対談も にぎやかに「坦庵」のオープニングセレモニー

仕事(ワーク)と休暇(バケーション)が融合した新しい働き方が可能なワーケーション施設「さまざま働き処・坦庵」が倉吉市東仲町に23日オープンし、倉吉市の広田一恭市長をはじめ多くの行政・商工観光・メディアの関係者らが出席してオープニングセレモニーが行われました。

 ワーケーション施設は「coup! la cafe(クラカフェ)」に隣接して設けられ、認定NPO法人未来(岸田寛昭理事長)が運営します。

 セレモニーでは岸田理事長が「レトロ(古い町並み)&クール(フィギュアなどの最新サブカルチャー)のまち・倉吉にふさわしいワーケーション施設。市内での滞在時間を増やせたらと設けました。〝隠れ家〟的な感じで気軽に使っていただきたい」と挨拶。

オープニングセレモニーで挨拶する岸田理事長

 続いて広田市長が「赤瓦の真ん中に、魅力あふれる施設が完成。サクサク仕事をこなした後は、ぜひここを拠点に町歩きを楽しんで欲しい」、門脇誠司県中部総合事務所長が「サブカル・ファンには魅力があり過ぎて、ここでワークできるのかな、と思うぐらい(笑)。地域との関りが深まることを期待します」とユーモアを交えてそれぞれ祝辞を述べました。

 続いてオープンを記念して、倉吉市の姉妹都市となる倉野川市を舞台にしたWEB連動型音楽配信企画『ひなビタ♪』の生みの親であるコナミデジタルエンタテインメントのTOMOSUKE(トモスケ)さんと広田市長が、同施設の65インチ大型モニターを使ってリモート対談。

リモート会議システムと大型モニターを使ったリモート対談。左が広田市長、画面内がTOMOSUKEさん。

 広田市長は「姉妹都市縁組みを結んで6年。多くのひなビタ♪ファンの若者たちが倉吉を訪れ、高齢者たちと心温まる交流が広がるなど、元気をもらっています」、TOMOSUKEさん「こちらこそ、市内のひなビタ♪応援団にいつも励まされています。今年はひなビタ♪が10周年を迎えるので、何か倉吉と一緒に大きなことをやりたいですね」と互いにエールを送りました。

セレモニーには多くの新聞・テレビのメディア関係者が取材に詰めかけ、立錐の余地もないほど。

 「坦庵」はWi-FiやOA機器を完備。個人の使用は1時間350円、1日1000円。クラカフェで飲食を注文すると利用料の割引が受けられます。午前10時から午後5時まで。

「さまざま働き処 坦庵」のお問い合わせ、お申込みはこちらからご確認いただけます。