やっぱり夏はコレっ! 倉吉に地ビールあり(前編)

倉吉市赤瓦の一角に構える「倉吉ビール」

暑い、暑い夏が始まろうとしています。その暑い中、行きました。そう、ビールを飲むならぴったりの日差しの中、ずっと気になっていた「倉吉ビール」へ。「倉吉ビール」は倉吉市の古い町並みの一角、観光街区「赤瓦」の中にあります。今はその趣はないですが、もともとは病院であった建物を改装して営業中です。

1列目が受賞したクラフトビール。2列目が定番のビール

まずは、商品のご紹介から。生産されているメインのビールは3種類。「ペールエール」「IPA」「ゴールデンエール」があり、米類を入れられたクラフトビールも2種類。「星空エール」「SAKEKASU BREW」があります。また季節限定や果実を使ったビールも製造。

「倉吉ビール」は100年続くビールを目指し生産されていますが、推しのビールをお聞きすると「ペールエール」か「ゴールデンエール」かな?とおっしゃっていましたが「IPA」も切れ味あってよいと言う評判も。これは3本飲み比べしなきゃ「倉吉ビール」の旨さはわからないなあ。

目の前でビールがサーバーから出されます

メインのビールはそれぞれ使用されているホップ(ググって写真みたら小判草みたいだった。だけどツル性の植物らしい)が違い、3種類とも同じポップは使ってない。ポップがビールの味、香り、泡を決めるものなのでこれがポイント。ですから味もいつも全く同じではないとのこと。やはり、大きな工場で生産されているものと地ビールは大きく違いますね。味わえば味合うほどその味が楽しめるビール。

さらに、推しはクラフトビール。鳥取県の名産「星空舞」や「元師酒造株式会社」の酒粕を使ったビールが令和3年度の食のみやこ鳥取の総合グランプリ(星空エール)や優秀賞(SAKEKASU BREW)を受賞しています。「SAKEKASU BREW」はアルコール度数8%と強めのアルコールながら日本酒の豊潤な香りが融合。私たち日本人ならこんな和の食材を使ったクラフトビールはきっと舌意外にもカラダにも合うに違いない。

穏やかな趣だがその情熱は熱い福井さん。

ビールは氷水で冷やしたグラスを使う。 残念ながら取材でしたのでビールを飲むことができませんでしたが、店内でサービスされているビールを見ると、お酒を飲まない私でも飲んでみたいと思うくらいの輝きのビールでした。そう思わせるのは、さらにここに作り手の福井さんの人柄、意志がお店にあることを知りました。ただビールを作るのではなく、100年続ける事業を目指しているその想いが込められた「倉吉ビール株式会社」を次回以降に改めてご紹介したいと思います。

伝統と、新しさ。今年の夏は倉吉の地ビールで!

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店舗情報 BREW LAB KURAYOSHI(運営:倉吉ビール株式会社)

【住所】鳥取県倉吉市東仲町2587
【電話番号】0858-27-1432
【営業時間】11:00~20:00(LO 19:30)
【定休日】水曜

【アクセス】

米子自動車道 「湯原IC」「蒜山IC」より車で約40分
JR倉吉駅より路線バス

「市内線西倉吉方面行」約 12分
赤瓦・白壁土蔵下車 徒歩約5分