認定NPO法人未来の10月例会は、9月に5選を果たした湯梨浜町の宮脇正道町長を講師に地元のCafé ippo(カフェ・イッポ、同町南谷)で開かれました。全国町村会副会長も務めている宮脇町長。町の状況と現在の取り組み、今後の町政について語りました。
施策の柱にあるのが、「東郷湖活性化プロジェクト」や旧泊村が発祥地の「グラウンド・ゴルフの全国普及と国際化」「天女のふるさとづくり」「ウオーキング・リゾート構想」など、町内に豊富にある自然景観や歴史、健康スポーツなどの地域資源の活用です。宮脇町長は「これらを活かし、住みやすく魅力と活気あふれる愛のまちを目指したい」と5期目の抱負を語りました。
会場からは「『首長・議員は任期4年の消耗品』という言葉が出ましたが、町長自身は少しも消耗していないのはなぜ?」というユニークな質問。これに町長は「昔読んだ『巨人の星』の漫画で『死ぬ時はたとえドブの中でも前のめりに死にたい』という坂本龍馬の言葉に触れた。あれ、後で梶原一騎(原作者)の創作と知ってがっかりでしたが(笑)、その気持ちで今も頑張っています」と答え、聴衆を沸かせました。