「ひなビタ♪10周年」ファンら町歩き 記念グッズやトークショー、検定講座など楽しむ

コナミデジタルエンタテインメントが発信するWeb連動型音楽配信企画『ひなビタ♪』の舞台の倉野川市と姉妹縁組を結んでいる倉吉市で11月5、6の2日間、『ひなビタ♪』10周年を祝う「前夜祭」が行われ、全国から集まったファンらは、声優らによる記念トークショーや「ひなビタ♪」検定講座、市内の「ひなビタ♪応援団」の店をめぐるスタンプラリーなどを満喫しました。

「ひなビタ♪10周年前夜祭in倉吉」のチラシ    ©Konami Digital Entertainment

『ひなビタ♪』は2012年にスタート。架空都市「倉野川市」にある日向美商店街を舞台に、「音楽の力でひなびた商店街に活気を!」と立ち上がった女性バンドが登場する物語。バンド楽曲の配信だけではなく、登場キャラクターそれぞれの物語を楽しみながらバンド活動や商店街を応援していくスタイルが話題となり、「鳥取県の倉吉市はこの倉野川市と似ている」とネット上で話題になったのをきっかけに、なんと日本史上初めて架空都市との姉妹都市提携が実現しました。

コロナ感染防止対策のため、ファンらの倉吉来場チェックを行っている赤瓦八号館(倉吉ふるさと物産館)はファンたちによって朝から長蛇の列でした。

物産館には、地元特産の倉吉スイカの「ひなビタ♪」専用箱の注文受付コーナーを設置。記念のTシャツはたちまち売り切れる大人気。

受付を済ませたファンらは、倉吉の町へ。倉吉ひなビタ♪応援団の協力店舗を巡るスタンプラリーで町歩きを楽しんだり、円形劇場くらよしフィギュアミュージアムの「ひなビタ♪ギャラリー」で特別展示されている「霜月凜ちゃんの誕生日を祝う特別展示」などを訪問しました。

いつもは中高年の観光客が多い赤瓦・白壁土蔵群も、この日ばかりは若い世代の姿が目立ちます。倉吉総合産業高校の生徒らが運営するチャレンジショップ「くらそうや」では、霜月凜ちゃんがお出迎え。

倉吉未来中心大ホールで開かれた検定講座。現在「ひなビタ♪検定」は準備中とか。境港の「キタロー検定」とどっちが難しいのかな。
「ひなビタ♪」の生みの親、TOMOSUKE(トモスケ)さんと共に挑戦した例題は、倉吉市の歴史や街並みに関するものがあったりして驚きました。でも、県外から来たファンたちが「レアな倉吉問題」を次々解いて、2度びっくり。