鳥取県立美術館 もうすぐ開館2年前 カウントダウンイベントが3月に米子、倉吉で

~オンライン含む参加者を募集中~

写真は昨年11月、県立美術館の開館ムードを盛り上げようと行われた地元青年経済3団体による「バルーン見学会」。向こうに見えるのが美術館の建設現場

「未来をつくる美術館」として、2025年春の開館を目指して建築が進む鳥取県立美術館。県教委美術館準備局と県立美術館バートナーズは、開館2年前のカウントダウンイベントとして3月に米子市と倉吉市で倉吉市内でトークセッションやロゴ・シンボルマークの発表会を開く。

 3月5日(日)に米子市文化ホール(同市末広町)で開かれるのは、①座談会「県立美術館ってどんなところ?」②スペシャルトークセッション「これからの美術館が向かう未来」の2部構成。

①は建築、学芸、運営のそれぞれ担当者が県民から寄せられた意見や質問に答える座談会②はテレビのコメンテーターでおなじみの評論家、山田五郎氏をゲストに迎えて、「美術館の楽しみ方」「印象に残った美術館」「これからの美術館が向かうべき方向」などを語る。聞き手は県美術興監の尾崎信一郎氏。

 午後1時半~4時半。定員は50人(抽選)オンライン200人(先着)で、参加希望者はWEBフォームまたは往復はがきで申し込む。2月20日必着。はがきの送付先は〒682-0012 倉吉市清谷325 ワーキングガレージSISU2階 県立美術館パートナーズ・イベント担当。WEBは県立美術館プレサイト https://tottori-moa.jp

 3月21日(火・祝)は県立未来中心セミナールーム3(同市駄経寺町)で、①公募していた県立美術館のロゴ・シンボルマークの審査結果発表と授賞式(午前11時~11時40分)②スペシャルトーク「美術館とデザインとの幸せな関係」(午後1時~3時半)の2部構成で開かれる。

 定員は各120人(事前申し込み、当日参加各60人=各回30分前から開場・受付)、参加申し込み方法は、米子のイベントと同じで、3月6日必着。

 なお、応募があった作品1726点のうち約1000点が、3月18日(土)から24日(金)まで未来中心アトリウムで展示される。