日本海新聞中部本社で「地域再生大賞」授与式 岸田理事長「これからも〝未来の種まき〟をしたい」

 倉吉市上井の新日本海新聞社中部本社で21日、「地域再生大賞」の授与式が行われ、優秀賞に選ばれた同市の認定NPO法人未来の岸田寛昭理事長に表彰状と盾が贈られました。  

地域再生大賞は、共同通信社と加盟の地方新聞社46社が、地域に活気を与え魅力を高める活動に取り組み、成果を上げた団体を顕彰しようと2010年度に設けられ、人口減少や高齢化、格差、災害など、地域の課題解決に挑む団体を毎年選んで表彰しているものです。

授与式では同新聞社の小谷和之執行役員中部本社総局長が「ウオーキングを通じてNPOを立ち上げ、長年にわたり地域に夢と元気を与えている努力が評価されたもの」と挨拶。これに応えて、岸田理事長は「メディアによる表彰は、われわれの活動を客観的に評価していただいたものと心強く感じます。認定NPO法人未来はThink Globally、Act Locally(地球規模で考え、足元から行動しよう)を活動の柱に、先日は若者たちがまちづくりに知恵を絞るプランコンテストを実施しました。ことし6月の未来ウオークは、アジアのウオーキング関係者や国内の自治体首長らが集まる『アジア・ウオーキング・フェスタ』も開催します。

今後も〝未来の種まき〟になる活動を続けていきたい」とあらためて受賞の喜びを語っていました。

表彰状と盾を手に喜びを語る岸田理事長