

全国の「さくら名所百選」にも選ばれている倉吉市の打吹公園で24日夕、ぼんぼりの点灯式が行われ、満開に近づいた桜の花々が春の夕闇に美しく浮かび上がりました。
「倉吉春まつり」の開幕を告げるイベント。今年はコロナ禍で中断していた大ぼんぼりが4年ぶりに復活したほか、遊歩道や園内のあずまやにイルミネーションも設けられ、幽玄な春の夜の風景を醸し出します。
点灯式では倉吉春まつり振興会長の広田一恭倉吉市長が「コロナ禍でがまんの日々から、ようやく待ちに待った花見を迎えることができました」と挨拶、倉吉観光マイス協会の名越宗弘会長とスイッチを押すと、園内の大小381点のぼんぼりが一斉にともりました。
点灯式には、倉吉春まつりを盛り上げる各イベントの関係者も出席。来場を思い思いにアピールしました。




打吹公園内の桜は先週からの陽気で早くも8分咲き。3月いっぱいが見ごろという。
ぼんぼりは4月16日まで午後6~10時、ツツジが満開を迎える4月28日からゴールデンウイークの5月7日までは同6~8時に点灯される。


倉吉市内は打吹公園のほか、約200本の桜並木がライトアップされる会下谷川沿いや、しだれ桜で有名な西郷地区の極楽寺、旧国鉄倉吉線の廃線跡に桜並木が美しい旧西倉吉駅~旧上小鴨駅、ソメイヨシノとシダレザクラが共に楽しめる向山の生涯学習センター「伯耆しあわせの郷」周辺など、花見の名所が目白押し。ぜひお弁当を持ってお出かけを。

また、4月9日(日)には、地元の「白いたい焼き」「打吹公園だんご」などのグルメ・スイーツに舌つづみを打ちながら、お花見と赤瓦・白壁土蔵群などの観光名所めぐりを楽しむウオークイベント「お花見ガストロノミーウオーク」も行われます(現在定員に達したため申込締切済み)
