海外から100人が出席「アジアWフェスタin鳥取」記者発表

 「第22回SUN-IN未来ウオーク」の大会前日(6月2日)に開かれるアジアのヨーキング団体の交流会「ワールド・ウォーキング・フェスタin鳥取」の開催概要について16日、倉吉市制記者室でプレスリリースが行われ、主催する認定NPO法人未来の岸田寛昭理事長が「16日時点で韓国・モンゴル・台湾から計100人の参加申し込みがあった。コロナ禍を乗り越え、ようやく実現したアジアの交流イベント。海外からのウオーカーをしっかりもてなし、今後の国際交流拡大につなげたい」と抱負を語った。

報道陣にアジアの交流イベントに意気込みを語る岸田理事長(倉吉市政記者室)

 アジア・ウオーキング・フェスタ(公益財団法人・とっとりコンベンションビューロー共催)は、未来ウオークの20回記念イベントとして計画されていたが、折からの新型コロナ感染拡大で中止、延期となっていた。ようやく昨年12月に台湾・台北で開かれた「アジア・トレイル・ネットワーク」(9ヵ国・地域=日本・韓国・台湾・モンゴル・シンガポール・中国・ネパール・ロシア・トルコ)の総会に岸田理事長が出席し、正式に開催が承認された。倉吉市での開催は8年ぶり2回目。

 岸田理事長は「私たちNPO未来は発足当初から『グローカル=シンク・グローバル、アクト・ローカル(世界的視野で考え、地域で行動する)』を行動指針にしてきた。国際交流イベントは大半が行政の主催で、民間のNPOが中心となって開催する例はまれ。地域を挙げて海外からのウオーカーをもてなし、国内外に幅広いネットワークを広げたい」と意気込みを示した。同フェスタは2日、エキパル倉吉多目的ホール(JR倉吉駅ビル内)で正午から「アジア・トレイル・ネットワーク」の総会を開催後、午後2時から国内外のウオーキング団体代表や埼玉県東松山市、長野県飯田市の自治体の首長らが出席して(一部はリモート参加)、ウオーキングによる地域創生や関係人口の拡大、将来のインバウンド観光などを意見交換する。

 同フェスタは一般の方も参加できる。問い合わせは認定NPO法人未来=〒682-0826 鳥取県倉吉市東仲町2571 電話090(9730)1089、fax0858(27)0101、E-mail:wkentry@npo-mirai.net