落合関、名古屋場所から「伯桜鵬」に 「地元と親方ゆかり」のしこ名に奮起

夏場所、惜しくも優勝は逃したが14勝1敗と大健闘し、新入幕の期待がかかる倉吉市出身の落合=19歳、本名・落合哲也、宮城野部屋=が、7月の名古屋場所から新しいしこ名「伯桜鵬(はくおうほう)」で土俵に上がることが分かった。

新しいしこ名で奮起なるか、新入幕に期待がかかる落合関

これまで落合は「当面は落合で」、宮城野親方(元横綱・白鵬)は「みんながおおっと驚くようなしこ名にしたい」と話していた。

新しいしこ名は、鳥取県中西部をあらわす「伯耆」の「伯」、倉吉市出身の昭和の名横綱「琴櫻」(元佐渡ヶ嶽親方、故人)や落合が子供時代から出場してきた地元の「桜ずもう」、それに親方の「鵬」から付けられた。

一方、4月の「桜ずもう」で倉吉市を訪れた現佐渡ヶ嶽親方は「息子の小結・琴ノ若には、今年勝って祖父の琴櫻の襲名を、とハッパをかけている」と話しており、「桜」を背負った両力士の活躍が地元の相撲熱をさらに盛り上げるかも知れない。