NPO未来―台湾千里歩道協会が協定結ぶ「ウオーカー同士の交流と友情育もう」未来ウオーク会場でお披露目 

認定NPO法人未来(岸田寛昭理事長)と台湾の千里歩道協会(周聖心執行長)は6月3日、未来ウオークの会場ステージで、ウオーキング・イベントを通じた国際交流と友情を育む連携協定を交わしました。今年の未来ウオークには台湾から同協会を含む53人が参加しています。

未来ウオークにも参加している紀政さん=左端=と広田市長を立会人に行われた締結式

同協会とNPO未来との交流は、昨年12月に台湾・台北市で開かれたアジアのウオーキング団体が交流するATN(アジア・トレイル・ネットワーク)の総会に参加した岸田理事長が、総会を運営していた同協会の周執行長と知り合い、親睦を深めたのがきっかけ。

協定の締結式は未来ウオークの開催中に行われ、メキシコ五輪(1968年)陸上女子ハードルで台湾初の銅メダルを獲得して国民的英雄の紀政さんと倉吉市の広田一恭市長が立会人となり、岸田理事長と周執行長が協定書にサイン。周執行長は「さらに友情のきずなを深めたい」と呼びかけました。

連携協定を披露する台湾の周執行長=左から2人目=とNPO未来の岸田理事長

 岸田理事長は「韓国に続いて台湾とも太い友情のパイプがつながった。今大会のテーマであり、目標である『歩いて繋(つな)ぐ地域とアジアの未来づくり。さー行こう』にまた一歩近づけた」と喜んでいます。