3日朝に台湾の東部沖で起きた地震は、台湾各地に多くの被害をもたらしています。先月上旬、連携協定を結んだ千里歩道協会(周聖心執行長)や地元のウオーキング団体と友好交流するため台湾を訪れたばかりの認定NPO法人未来(鳥取県倉吉市)の岸田寛昭理事長は、さっそく同協会などにお見舞いのメールを送りましたが、4日、周執行長から「台北はいいですが(東部の)花蓮の被害は深刻です。ご心配ありがとうございます」と無事を知らせるメールが届きました。
千里歩道協会は昨年6月、SUN-IN未来ウオークと共に倉吉市内で開催されたアジア・トレイル・ネットワーク(ATN)総会や交流会に参加し、同ウオークのステージ上でNPO未来と連携協定を調印。そのお礼を兼ねて3月3~7日、未来の岸田理事長と倉吉商工会議所の岩本善文専務理事、倉吉観光MICE協会の倉繁淳志事務局長の3人が台湾を訪問しました。
岸田理事長が地震直後、千里歩道協会の周執行長や、一行が訪台の際アテンド役を務めた嘉義市の李中蓮さんらに「地震还好吗? 我很担心(地震は大丈夫ですか? 心配しています)とお見舞いのメールを送ったところ、同執行長から「台北都還好。 花蓮的災情比較嚴重。 謝謝你的關心。 希望大家都平安(台北市はいいですが、花蓮市の災害は比較的深刻です。ご心配いただきありがとうございます。みんなが無事であることを祈っているところです)」、また李さんからも「台湾の東側では被害がありますが、私が住んでいる西南部の都市はダメージはあまりありません」と無事を知らせる返事がありました。
岸田理事長は「震災の後片付けなどで大変と思いますが、ぜひ6月の未来ウオークでは元気な姿を見せて、みなさんで楽しく歩いてもらいたい」と話しています。