美しい海や山、街を記憶に刻み、SUN-IN未来ウオーク のべ2600人が参加して閉幕

「なに、この天気」 テントからは雨だれ。だれもが心がくじけそうになった朝でしたが…

 あれ? 朝から雨…みんなが心配しました。でも、心配無用でした。「第23回SUN—IN未来ウオーク」(認定NPO未来法人主催、日本ウオーキング協会、新日本海新聞社など共催)を締めくくる2日目の6月2日(日)は昨夜からの雨が残り、不安のスタートでしたが、結果は「雨のち晴れ」。雨に洗われた美しい海辺や山々の緑、歴史ある町並みは参加者らを魅了し、2日間で韓国や全国から参加したウオーカー、ボランティア合わせてのべ2600人が参加する大会となりました。

「この海岸の景観はすごい!」琴浦町の鳴り石の浜に驚きの声
「日本一美しい廃線跡に触れて感激」と竹林の風景に喜ぶ20キロコースの参加者
江戸時代の豪商「倉吉淀屋」の堂々とした商家に見入る参加者

 一方、参加者を送り出した主会場の倉吉パークスクエアでは、若い世代のパワーが全開。多くのギャラリーが訪れ、盛り上がっていました。まずは毎年、未来ウオークに参加している「打吹童子ばやし」の子どもたち。

勇壮な太鼓の音色が会場いっぱいに響き、雨雲を吹き飛ばします

 もう一つは「ダンスTUBE」の若者たちのパフォーマンス。ストリートダンス、ヒップホップからアイドル系グループ、地元高校のチアガールまで。「これってウオーキング大会?」と思うほど、たくさんのギャラリーが詰めかけ、熱い拍手や声援が送られていました。そんなエネルギーあふれる「お祭りフィーバー」も未来ウオークの魅力なのです。

地元アイドル系グループのステージには、「推し」のギャラリーたちがいっぱい

 でも、やっぱりウオーキングの主人公は「ウオーカーたち」ですね、未来ウオークではすっかりおなじみ、岐阜県からのご夫妻は今年も元気いっぱい、出発式を盛り上げるムード・メイカー。「やあ、また会えましたね」「また来年も」。そんな会話があちこちから聞こえてきます。

岐阜県から毎年参加のご夫妻は、大会全体を盛り上げるムード・メイカー
「やあ、今年も会えましたね」。NPO未来の岸田理事長=左手前=と再会を喜ぶ広島県からの参加者

お礼

 韓国を含む国内外の参加者と地元のボランティア合わせてのべ2600人が集い、第23回SUN-IN未来ウオークは無事終了することができました。開催にあたり大会にご支援、協力いただきました地元自治体、協賛の企業・団体、沿道の住民やボランティア・スタッフの皆様に深く感謝申し上げます。また来年、笑顔でお会いしましょう!

認定NPO法人未来理事長、SUN-IN未来ウオーク副大会長   岸田 寛昭

※大会の詳しい模様は後日「未来ウオーク・カメラスケッチ(上)(下)」でお伝えします。お楽しみに。