「福高祭アートdeウオーク」参加者募集 アートと歴史文化に触れる〝福高の秋〟

 倉吉市など鳥取県中部が甚大な被害を受けた「鳥取中部震(平成28年10月21日)から、もうすぐ8年。今年も復興(福高)の意気込みと願いを込めた「福高祭」が、町並み再建のシンボル、打吹回廊(同市明治町)を主会場に開かれます。

参加者は主会場となっている復興のシンボル、打吹回廊をスタート

同祭では、いよいよ来年春に迫った鳥取県立美術館(同市駄経寺町2丁目)のオープンに向けて、倉吉の街角のアートや歴史文化に触れる「福高祭アートdeウオーク」(認定NPO法人未来主催、同祭実行委員会共催)を開催。現在、参加者を募集中です。

秋の風情。コスモスが一面に咲く「緑の彫刻プロムナード」を歩く

 発着点は主会場の打吹回廊。コースは、Aコース(参加費700円、先着順100人、小学生以下は無料)、Bコース(参加費2500円、先着順20人、環翠園入園見学付)の2つ。参加費は傷害保険料込み。

Aコース・日本彫刻界の大家、淀井敏夫氏「雲と樹、渡り鳥」を鑑賞

  Aコースは旧国鉄倉吉線跡地を活用した「緑の彫刻プロムナード」や市内各所に展示されている彫刻のアート作品を倉吉博物館の根鈴輝雄館長の解説を聞きながら歩く約5㌔のコース。Bコースは大正から昭和初期に活躍した実業家・政治家、小川貞一氏が酒造や綿商売の財で築いた庭園、 国登録記念物・県指定名勝「環翠園」をガイド付きで巡る約4.5キロのコース。菅楯彦、長谷川塊記、バーナード・リーチなど著名な文化人・芸術家が遊び、多くの書画や陶芸、歴史的資料が残されています。両コースとも芸術の秋、「アートのまち倉吉」を満喫できます。

Bコース・庭師・巽武之助の代表作「環翠園」の庭園日を愛でる

  また今年は、来年秋に倉吉市内で開かれる「やきとりJAPANフェスティバルin倉吉」の1年前イベントも同会場で開催されるとあって、歩いた後の楽しみも倍増。

1年前イベント「やきとりフェス2024in福高祭」

  アートdeウオークの参加特典として、福高祭・やきとりフェスで使えるクーポン券500円文(大人限定)、ドリンクがあります。ネット申し込みは鳥取県特産品ECサイト「鳥取みらいマルシェ」https://mirai-marche.com/ 窓口申し込みは倉吉市東仲町2571、「クラカフェ」。問い合わせは認定NPO法人未来、電話」0858‐24‐5725、civic@npo-mirai.net