地質や自然景観が世界的に高い評価を受けている山陰海岸ジオパークを歩く「山陰海岸ジオウオークin因幡・但馬2024」が鳥取砂丘こどもの国(鳥取市浜坂)と兵庫県の居組コミュニティーセンター(新温泉町居組)をスタートする2コースで行われ、鳥取、兵庫両県や関西から約400人が参加。秋晴れの下、鳥取砂丘や山陰海岸の絶景を楽しみながらゴールを目指しました。
山陰ジオパークは、第9回ユネスコ世界ジオパーク・カウンシル(今年9月、ベトナム)で2028年までジオパークとして再認定が決まったばかり。ウオークは鳥取砂丘から浦富海岸まで20キロと、居組から岩美町陸上(くがみ)まで5キロのコースで行われ、家族連れや中高年のグループで歩く参加者が目立ちました。
また居組コミュニティーセンター広場で開かれた開会式では、実行委員長の西村銀三新温泉町長が「岩美道路が開通し、ジオパークでつながる両県の関係はますます深くなっています」と挨拶しました。
ゴールの浦富海岸では砂浜の上で行うヨガ体験や、地元温泉の足湯などのおもてなしも盛りだくさん。ウォーキングで疲れた体をゆったりと癒しました。
朝からさわやかな秋晴れの空が広がり、参加者らは潮風を全身に浴びながら、足取りも軽く秋のウオーキングを楽しみました。