来年9月に鳥取県立美術館に隣接した大御堂廃寺芝生広場を会場に開催される「焼き鳥JAPANフェスティバル2025in倉吉」の関係者12人が、今年開催の長野県上田市のフェス(今月5,6日)を視察。2日間で6万人を超える人出に驚くとともに、「倉吉も全国から多くの焼き鳥ファンを集めよう」と来年の成功を誓い合いました。
長野県上田市は、戦国武将・真田氏ゆかりの城下町で、倉吉市と同じく県内3番目の規模の都市。「ご当地焼き鳥」は、昭和30年代から愛される「すりおろしにんにく入りの醤油の追いだれ」をかける「美味(おい)だれ焼き鳥」が有名です。
「信州上田フェス」の会場は、戦国武将の真田昌幸が築き、徳川の大軍を2度退けた難攻不落の上田城跡を望む芝生広場。北海道から沖縄まで全国14店の有名やきとり店が出展し、地元クラフトビールとともに全国から集まった焼き鳥ファンの舌をうならせました。
視察したのは、実行委員長の森英司倉吉異業種交流プラザ会長や事務局を担当する認定NPO法人未来の岸田寛昭理事長、鳥取県・倉吉市の関係者らで、終日にぎわう会場に「これだけ人を集める焼き鳥フェスの実力はすごい」「鳥取県はブロイラー生産が全国7位で、大山どり、鳥取地どりピヨなど銘柄鶏も多い。蟹取県、星取県に続いて『とりとり(鳥取)県』と言われるよう盛り上げたい」と決意を固めていました。
「やきとりJAPAN2025in倉吉」は来年9月27日(土)28日(日)の2日間の開催日程がこのほど正式に決まりました。
今月20日(日)には来年の成功を目指して、県中部地震復興を記念して打吹回廊(倉吉市明治町)で開かれる「福高祭」で1年前イベント「倉吉やきとりフェス2024」を開催。焼き鳥まる屋(愛媛県今治市)鳥屋玄奥(香川県丸亀市)炭火串焼オレたちの絆(福岡県久留米市)のほか、地元からとり甚(倉吉市)北の大地(鳥取市)が出店します。
また、同祭で同時開催される、倉吉の街角のアートや歴史文化に触れる「福高祭アートdeウオーク」は、同日のやきとりフェスで利用できるクーポン券500円分(大人限定)の参加特典付き。ウオークのネット申し込みは鳥取県特産品ECサイト「鳥取みらいマルシェ」https://mirai-marche.com/ 窓口申し込みは倉吉市東仲町2571、「クラカフェ」。問い合わせは認定NPO法人未来、電話」0858‐24‐5725、civic@npo-mirai.net 同ウオークの申し込み締め切りは14日。