「第11回ゆりはま天女ウオーク」(湯梨浜町、同ウオーク実行委員会主催)が13日、同町引地の「中国庭園燕趙園」を発着点とする19、12、5キロの3コースで開かれ、山口、岡山、兵庫など県外を含む502人が参加して、秋色深まる東郷池周辺を楽しんだ。同町の町制20周年記念事業、ワンデイ・ウオークでは県内最大規模。
出発式では、同町の宮脇正道町長が「秋の好天に恵まれ、東郷池畔を歩くには絶好の日和」と挨拶。米国ハワイ郡との姉妹縁組で活動している同町のフラ・グループ「フレンドシップ・フラ・ハワイ」のダンスに続いて、同町のマスコットキャラクター「ゆりりん」と「ゆりりんメイト」のメンバーの指導による「ゆりりん体操」で体を十分ほぐした後、中国庭園にちなんでドラの合図で一斉にスタートしました。
コースは、日韓交流の「韓国済州(チェジュ)オルレ友情の道」で日本海沿いまで足を延ばす19キロ、東郷池を一周する全日本ノルディック・ウオーク連盟公認第1号の12キロ、昭和レトロの松崎駅周辺の町並みを楽しむ5キロ。このうち5キロのコースでは地元住民らによる出店が並ぶ「三八市」を通過。地域おこしの女性グループ「鬼嫁」たちの歓迎ともてなしを受けました。
ゴール地点では東郷池名物のしじみ汁と町特産の梨がふるまわれ、参加者らは地元の心尽くしの「おもて梨」で疲れた体を癒やしていました。