「第30回原州国際ウオーキング大会」が10月26、27日、韓国・江原特別自治道の原州市で開かれました。ことしは大会を主催する大韓ウオーキング連盟(李康玉=イ・ガンオク=会長)と認定NPO法人未来(岸田寛昭理事長)の交流20周年、江原道と鳥取県と友好提携30年という節目の年で、NPO法人未来の訪問団に加えて県内の大学生や高校生からなる交流団も参加し、韓国や世界各国の人々とウオーキングを通じて交流を深めました。

鳥取県から参加したのはNPO法人未来の訪問団11人と県中部総合事務所の木本美喜所長を団長にした鳥取看護大、鳥取短大、倉吉東高生などからなる県の交流団13人。25日には開会前セレモニーとして同市の雉岳鐘楼で平和と健康を祈って鐘をついた後、大会の歓迎交流会にそろって参加し、韓国やイギリス、オランダ、ドイツなど世界各国の参加者と食事を楽しみながら交流しました。



26日の大会初日の同市は雲一つない快晴に恵まれ、参加者は5キロから30キロまでのコースに分かれて次々に出発しました。鳥取県からの参加者も仲間や見知らぬ参加者とも声を掛けながら秋の原州のまちを元気に歩きました。発着点の運動場では同市の元康修(ウォン・ガンス)市長や来賓らが登壇して参加者を激励し、NPO法人未来の岸田理事長も参加者に「歩きながらわれわれの友情を見ていただきましょう」と呼び掛けました。


大会には中国、台湾、スウェーデン、スイスなどからの参加者も含め約1万6千人が参加し、30回の節目の大会を盛り上げました。



また、韓国・京畿道の東灘新都市からは「来年の未来ウオークに20人で参加する」という表明もありました。/