鏡割りで初V祝う 倉吉市の琴櫻記念館前で「大関・琴櫻初優勝、祈・伯桜鵬再入幕」祝賀会

 大相撲九州場所で初優勝を飾った大関・琴櫻(佐渡ヶ嶽部屋)の祝賀会が12月8日(日)、鳥取県倉吉市魚町の琴櫻記念館前芝生広場で開かれました。倉吉市出身の第53代横綱・琴櫻(元佐渡ヶ嶽親方)の縁で佐渡ヶ嶽部屋を応援している鳥取県桜友会と、同じく同市出身で初場所に再入幕の期待がかかる伯桜鵬関(伊勢ケ浜部屋)の倉吉後援会が合同で企画したものです。

「綱取りに向けて、しっかり応援しましょう」と乾杯の音頭をとる倉吉市の広田市長=左から3人目

正午から行われた鏡割りは鳥取県桜友会と伯桜鵬後援会の両会長を務める広田一恭倉吉市長、太田英二倉吉商工会議所副会頭、伯桜鵬関の父親の落合勝也さんらが行い、集まった市民や相撲ファンに地元の酒「元帥」の升酒が振舞われました。

地酒やおでん、ちゃんこなどの出店で冷えた体を温める参加者ら

乾杯の挨拶に立った広田市長は「大関として念願の初優勝、いよいよ祖父の琴櫻を継ぐ綱取りが楽しみです。併せて令和の怪物・伯桜鵬関も、九州場所で10勝5敗と復活の勢いがつき。初場所では再入幕の期待がかかります。地元からしっかり応援しましょう」と語り、全員で乾杯しました。この日はあいにく午後からみぞれ交じりの肌寒い天気でしたが、参加者らは地酒や佐渡ヶ嶽部屋直伝のちゃんこ、おでんなどで体を温めながら、初優勝の喜びの余韻に浸っていました。

 鳥取県桜友会、伯桜鵬倉吉後援会の入会申し込みや問い合わせについては、両会の事務局、認定NPO法人未来、電話0858-24-5725へ。