県立美術館を発着点に「アートdeあったかウオーク」 県内外から46人 館内見学や彫刻の町歩きを楽しむ

市街地が一望できる最上階の展望デッキ

 開館(3月30日)まで2か月余りに迫った鳥取県立美術館(倉吉市駄経寺町2丁目)を発着点に、野外彫刻が並ぶ町並みを歩く「アートdeあったかウオーク」が1月25日(土)、県内や兵庫、島根県から46人が参加して開かれました。

吹き抜けの「大広間」が特長の県立美術館

出発前はオープン間近の美術館内を特別に見学。まだ何も置かれていない企画展示室の広さに驚き、隣接する古代寺院の大御堂廃寺跡や市街地が一望できる展望テラスなどを興味深く見て回りました。

「広いねえ」と驚きの声。企画展示室を特別見学
「アートを楽しんで」と挨拶するNPO未来の岸田理事長

 出発式では主催の認定NPO法人未来の岸田寛昭理事長が「開幕展ではマネやピカソの名画も展示されるそうです。もれなく関金温泉の日帰り入浴施設『せきがね湯命館』の入浴招待券も付いていますので、歩いた後はしっかり温まってお帰り下さい」と挨拶。全員で柔軟体操をした後、旧国鉄倉吉線跡に造られた「緑の彫刻プロムナード」や倉吉の古い町並みを歩く4.1㌔のコースで真冬のウオーキングを楽しみました。

歩く前にしっかり柔軟体操で体をならす
「行ってきま~す」元気よく美術館を出発
コース途中にある野外彫刻を鑑賞、「これ、真ん中が動くんですよ」「えーっ」
温かいぜんざいが全員にふるまわれ、なごやかなひととき

 赤瓦・白壁土蔵群に近いカフェ「クラカフェ」ではスタッフからぜんざいがふるまわれ、参加者らは冷えた体を温めながら、ホッと一息。ゴールの県立美術館を目指しました。

「美味しいねえ」クラカフェ前でぜんざいに舌鼓
歩いた後は「湯命館」の温泉にゆったり