鳥取県中部を南北に貫く国道313号北条倉吉道路のうち、倉吉市内の倉吉西IC(倉吉市福光)―倉吉南IC(同市福井)が開通するのを前に15日、開通記念ウオークが開かれ、約1000人の市民やウオーキング愛好者らが〝渡り初め〟をしました。

北条倉吉道路は、鳥取県北栄町と岡山県真庭市をつなぐ国道313号のバイパス道路「北条湯原道路」(約50キロ)の一部で、鳥取県側は自動車専用道路として整備が進められています。
開通記念ウオークでは、国道313号地域高規格道路整備促進協議会会長の広田一恭倉吉市長が「自動車が走る前の一度きりのウオーキングのチャンス、楽しんで歩いて下さい」と挨拶しました。



この日は冷たい雨の降り始めるあいにくの空模様でしたが、約1000人の参加者らは、勇壮な倉吉打吹太鼓に見送られて、家族や仲間たちと元気よくスタート。倉吉西ICを出発し倉吉南IC付近で折り返す約6キロと、その中間点で折り返す3.4㌔の2コースを歩きました。


歩き終えた参加者らは、屋台の温かい食べ物でほっとひと息。このうち来月27日に倉吉市で開かれる子供相撲大会「桜ずもう」をPRする倉吉青年会議所の屋台では、先着200人に佐渡ヶ嶽部屋直伝の「ちゃんこ鍋」が無料でふるまわれ、冷え切った体を暖めようと長蛇の列ができていました。






同区間(約4キロ)は22日(土)午後3時から供用が開始されます。