
全国の焼き鳥の名店が集う「やきとりJAPANフェスティバルin倉吉」の開催年を迎え、キックオフとなる実行委員会が21日、倉吉市役所で開かれました。キャッチフレーズは「鳥取といえばやっぱり鳥!やきとりパラダイス・倉吉へようこそ!」 昨年10月の中部震災の福高祭での1年前プレイベントの長蛇の列を自信に、「蟹取県、星取県に続いて、『とり(鳥)とり県』をアピールしよう」と気勢を上げました。

実行委員会では大会長の広田一恭倉吉市長が「昨年のプレ大会では朝早くから列が並び多くの人でにぎわうと確信。市人口の5万人を上回る人出も期待できるイベント」と挨拶。

続いて森実行委員長が「昔から鶏肉文化はありながら、焼き鳥文化がなかった鳥取県。困難だからこそ、やる価値があります。プレ大会イベントの成功は何より自信につながりました。『とりとり県』に向けて、あと半年の準備期間、全力を尽くしたい」「本番まで県内のあちこちのイベントに焼き鳥の屋台を出店し、PRに努めたい」と決意表明しました。

続いて、名誉大会長に就任した平井伸治鳥取県知事から「県名に鳥が付く唯一無二の県。実は全国8位の鶏肉生産で、県産鶏肉を全国に発信し、新たな名物をつくる絶好の機会ではと思います」とメッセージが寄せられました。


このあと1350食が午前中にほとんど完売した昨年10月のプレ大会(倉吉やきとりフェス2024in福高祭)の総括や収支報告が行われ、今年9月の本大会の開催要項が示されました。会議はオンラインで一般社団法人・日本やきとり文化振興協会の青村雅子代表理事らと結んで行われ、出席者からは雨天時の対応や、用意した焼き鳥が想定外に早く売り切れる可能性などを指摘する声もありました。