
倉吉市立打吹小学校(同市仲ノ町)の前に建つ「初代・横綱琴櫻」の銅像前にこのほど「琴櫻と相撲のまち倉吉」をPRする看板が完成、また横綱の母校・鳥取県立倉吉農高の生徒らが植えたシバザクラも、春の陽光を浴びて少しずつつぼみが開いています。

看板は倉吉市の助成を受けて認定NPO法人未来(同市東仲町、岸田寛昭理事長)が制作したもので、倉吉市出身の横綱・琴櫻(同市名誉市民の先代佐渡ヶ嶽親方)の応援で始まった子供相撲大会「桜ずもう」や、親方と同大会を見学に来た少年が大関・琴櫻に成長、さらに大会に参加した小学生の中から幕内力士・伯桜鵬関が誕生したことなどを紹介。市民らが佐渡ヶ嶽部屋や伯桜鵬を応援する文字通り「相撲のまち」であることをPRしています。また近くにある「琴櫻記念館」への道案内も記載。

銅像前では昨年10月に横綱の孫、琴櫻(元琴ノ若)関の大関昇進を祝って、倉吉農高環境科フラワー・ガーデンコースの生徒らが植えたシバザクラがピンク色のかれんな花をつけ始め、銅像前を少しずつ「桜色」に彩っています。