
6月7日(土)、8日(日)、倉吉パークスクエアふれあい広場(鳥取県倉吉市駄経寺町)を主会場に開かれる「第24回SUN-IN未来ウオーク」(認定NPO法人未来主催、前日6日には三徳山せっかくウオーク)は、鳥取県中部の名所・史跡・若者の人気スポットなど、見どころがいっぱい。歩きながら気軽にSUN-IN(山陰)の美しい自然や人々の暮らしに接することのできる全9コースの魅力と見どころを上・下2回にわたって紹介します。

【35kmコース】日本一美しい国鉄廃線跡コース

「里見八犬伝」で有名な里見忠義公にまつわる地を巡りながら、1985(昭和60)年に廃線になった旧国鉄倉吉線の線路跡をたどり、中国山地の山ふところに抱かれた関金まで往復するコースです。見どころは何といっても幻想的な雰囲気の旧倉吉線跡の竹林トンネル。「日本一美しい廃線跡」とも呼ばれ、全国から多くの観光客やウオーカーたちが訪ねる人気スポットです。
関金に向かう途中、遠く望むことができる蒜山三座、大山の雄大な山々の景色は、ウオーカーたちの心と体を癒してくれます。

【20kmコース】済州オルレ友情の道・伊能忠敬コース

倉吉市内を流れる天神川沿いを下り、日韓友好のシンボル「済州(チェジュ)オルレ友情の道」をたどって東郷湖畔国内最大級の中国庭園「燕趙園」前を折り返します。途中「ふれあいはあとまつり」(医療法人仁厚会主催)に立ち寄りながら、江戸時代の測量家、伊能忠敬が訪れた「八橋(やばせ)往来」の現存する道を歩く、国際友好と歴史のロマンあふれるコースです。

注目のスポットは、鳥取県と中国・河北省の友好交流を記念し、平成7年に造られた国内最大級の中国庭園「燕趙(えんちょう)園」。中国の歴代皇帝が好んだ「皇家園林方式」で、黄色い甍が東郷湖畔に美しく映えます。中華コスプレの撮影スポットとして若者にも人気。

また「済州友情の道オルレ」は、相互交流と友情をはぐくむため、韓国・済州島にあるトレイル=ウオーキング組織「済州オルレ」が世界各国のトレイルと協定を結んでいるもので、カナダ・イギリス・レバノン・ギリシア・西オーストラリアなどに続き、鳥取県湯梨浜町も協定を結びました。
【10kmコース】遥かなまち倉吉コース

海外の人たちにも愛された鳥取県出身の漫画家・故谷口ジローさん。彼が昭和時代の倉吉を舞台に描いた「遥かな町へ」をたどり、レトロな世界に浸れるコースです。



【5kmコース】倉吉八犬伝コース

倉吉市の名刹・大岳院に眠る里見忠義公と8人の家臣をモデルに滝沢馬琴が「南総里見八犬伝」を書き上げ、江戸時代のベストセラーに。昨年は映画化もされましたね。舞台はさらに現代の倉吉市へ。イケメンぞろいの「八犬士」が登場するバーチャル観光ツアー「倉吉八犬伝」が若者に人気です。


「最古の円形校舎を残し、サブカルの聖地として活用しよう」。市民の力で再生された「円形劇場くらよしフィギュアミュージアム」の周辺も歩きます。オープニング式に石破首相がドラゴンボールの「魔人ブー」のコスプレで出席したことで有名ですね。

未来ウオークに、あなたも!


◆事前申込
*参加費は2日間参加でも1日だけの参加でも同額です。
*参加費内訳【記念品・缶バッジ・保険料・ゼッケン・コース図・完歩証】
事前送付物は参加登録証のみとなります。
当日、参加登録証を受付でご提示頂き、記念品・ゼッケン等をお受取りください。
◆当日申込
*参加費は1日ごとの料金となります。
*参加費内訳【缶バッジ・クーポン券・保険料・ゼッケン・コース図・完歩証】記念品はありませんのであらかじめご了承ください。
*【障がいのある方・介助者】参加費が半額となります。お申込の際に障がい者手帳の提示、または手帳のコピーを郵送、FAX、メールで事前にお送りください。(当日申込の方は受付でご提示ください)
* 取消しや不参加の場合、参加費は返却致しませんのでご了承ください。
◇詳しくは同ウオーク公式HP↓
前日6日のイベント

