認定NPO法人未来(岸田寛昭理事長、正会員96名、協賛会員3名、団体会員23団体)の2025年度総会が28日、倉吉市の上井コミュニティセンターで開かれ、昨年度の20周年記念イベントを総括するとともに、今年度は「第24回SUN-IN未来ウオーク」(6月7、8日)の前日行われる「第14回日本ノルディック・ポール・ウォーク学会」の成功と、「やきとりJAPANフェスティバル2025in倉吉」(9月27、28日)や、倉吉を舞台にした「遥かな町へ」(谷口ジロー原作)の映画化に合わせて海外客の誘致を目指す「プレミアインバウンドツアー」などの大型事業に取り組むことなどを決めました。

総会では冒頭、岸田理事長が「昨年度は20周年記念事業で平井鳥取県知事と木村熊本県知事の対談が実現するなど、有意義な成果が得られた。今年は市の人口を上回る5万人が集客目標のやきとりフェス、観光庁の採択事業でインバウンド客を対象にしたプレミアONSENガストロノミーツアーなど大型事業に果敢に挑み、地域を元気にしていきたい」と挨拶しました。

この後、昨年度の事業決算の監査報告並びに事業報告を満場一致で承認。続いて今年度の事業計画が説明され、①倉吉市の『ふるさと納税』推進②地元特産品のECサイト『鳥取みらいマルシェ』の強化③オウンドメディア『鳥取みらいタイムズ』による情報発信④白壁土蔵群地区にあるワーケーション施設『坦庵』の有効活用⑤「クラカフェ」配送センターの冷凍冷蔵自販機の活用⑥大関・琴櫻を擁する佐渡ヶ嶽部屋(桜友会)と伯桜鵬の両地元後援会の振興⑦せきがね湯命館」を軸とした関金温泉振興など、「地域の創生と活性化に大きなプラスをもたらすことができるNPOとして本年も取り組みを展開していく」とする活動方針が示されました。
