「歩かなければ、歩けなくなる」心に共に刻み 「第24回SUN-IN未来ウオーク」カメラスケッチ(前編)

「第24回SUN—IN未来ウオーク(認定NPO未来法人主催、日本ウオーキング協会、新日本海新聞社など共催)は6月7、8日の2日間、倉吉市駄経寺町の倉吉パークスクエアふれあい広場を主会場に開かれ、6日のノルディック・ポール・ウオーク学会学術大会、三徳山せっかくウオークを合わせて3日間でのべ2600人が参加し、県中部を歩く9コースで友情と交流を深めました。

 歩くことで健康寿命を延ばし、豊かで充実した人生を送ろうという願いを込めて、今大会のテーマは、全日本ノルディック・ウォーク連盟の初代会長、宮下充正東大名誉教授が残された言葉『歩かなければ 歩けなくなる』。昨年を上回る全国42都道府県、韓国からも7人が参加し、「共に歩ける喜び」をかみしめました。県境、国境を越えて心がつながった2日間の大会のもようをカメラで追いました。1日目の模様は前編、2日目は後編でお伝えします。

早朝から全開!@倉吉パークスクエアふれあい広場

早朝7時前、福岡から毎年駆け付け、沿道から応援するワンちゃんたち。5㌔コースも歩きます
大会の盛り上げ役でおなじみの岐阜のご夫婦(右)も、朝から絶好調、ご主人は2日目、大変身します
スタートを前にボランティアの若いスタッフが「完歩めざして、エイエイオー!」と激励

長丁場35キロ「日本一美しい廃線跡」いよいよスタートです

山田修平大会長が「鳥取にようこそ、心も身体も歩くことが一番いい」と挨拶、
「白壁土蔵の町並みと日本一美しい廃線跡を楽しんで」と広田一恭倉吉市長が祝辞
見送りのボランティアとハイタッチしながら元気よくスタート
小鴨地区に到着。倉吉市食生活改善推進員の女性たちが提供するイチゴでのどを潤す
線路跡に竹林が続く「日本一美しい」旧国鉄倉吉線廃線跡(関金町泰久寺)
終点に近い山守トンネルは、未来ウオーク限定で特別公開。暗闇のトンネル内はひんやり

そのころ倉吉パークスクエアの主会場では…

愛知県から参加の岩山正さんは90歳。参加者最高齢の表彰に「ヤッター!」
全国各地のウオーキング大会のキャリアに応じて表彰。「これ、私!」と大喜び
おや、ステージに上がったこの人は…?
なんと冬季五輪金メダリストの荻原健司長野市長。「さあ、準備体操です!」
金メダリストによる準備体操なんて、とってもぜいたく!
「琴櫻・伯桜鵬写真展」も鑑賞。「倉吉って相撲の町なんだ」

続いて20㌔「済州オルレ友情の道・伊能忠敬コース」がスタート

「日韓交流と歴史のロマンあふれるコース、東郷池の風景も楽しんで」とPRする湯梨浜町の宮脇正道町長
鳥取市のしゃんしゃん祭りでおなじみ「桜道里(オードリー)」が若さあふれる踊りで参加者を送り出す
今年春オープンした鳥取県立美術館をバックに湯梨浜町を目指す参加者ら

10キロ(遥かな町倉吉コース)5キロ(倉吉八犬伝コース)相次ぎスタート 日韓友好の花咲く

平井伸治県知事も駆け付け、「ひとり歩けば山の水音よろし」と山頭火の名句を披露
「埼玉県東松山市の3デーマーチにぜひ」とアピールする同市の吉澤勲教育長(右)
大韓ウオーキング連盟のイ・ガンオク会長に、広田市長から「くらしよし未来アドバイザー」の委嘱状
倉吉市民で結成した韓国舞踊太鼓「倉吉プンムルノリ」が参加者らを送り出す
ボランティアのハイタッチの見送りを受けて、笑顔でスタート
フィギュアミュージアムに生まれ変わった日本最古の円形校舎を横切る(10キロコース)
白壁土蔵群を歩く おや、真ん中を歩いているのは荻原健司さん?(5キロコース)
気温はグングン上昇、途中のクラカフェ前ではバナナで栄養補給
八犬伝コースでは、里見公と八賢士たちが眠る名刹「大岳院」前を歩く
せっかくなので里見公と八賢士のお墓を見学、悲運の主従にそっと手を合わせる
倉吉市街地にはレトロな建物がいっぱい。旧国立第三銀行の支店跡、現在はレストラン

今年も爽やかなハワイの風が届きました

明るいハワイアンの音楽とともにステージに登場したのは…
鳥取県中部の「フラガール」こと…
今年もステージを盛り上げてくれた「Huihula Linolino」の皆さんです

各コースから次々ゴール、スタッフも出店も大忙し

三朝温泉からの出店「足湯コーナー」でくつろぐ参加者ら
次々到着する参加者ら。お楽しみはよく冷えた 大山乳業の「白バラ牛乳・コーヒー・フルーツ」
乾いたノドにはスイカが一番。倉吉スイカ生産部会の出店は大人気
ノルディック・ウォーク連盟のコーナーでは最適なポールの長さをアドバイス

ゴール後は「お楽しみ抽選」にワクワク

地元特産品などが当たるお楽しみガラポン抽選会