
「めぐる・たべる・つかる」―魅力あふれる温泉地を舞台に地元の「食と自然、文化・歴史」を歩きながら丸ごと体感するウオークイベントの普及・拡大に取り組む「ONSENガストロノミーツーリズム推進機構」(会長・涌井史郎東京都市大学特別教授)の2025年全国交流会がこのほど東京都内で開かれ、新たに設けられた同ツーリズムの普及・拡大に貢献した「都道府県アワード」第1号に鳥取県が、また「レジェンド開催地賞」に東伯郡湯梨浜町が選ばれました。同町は2022年の「グランプリ」受賞以来、2度目の受賞です。


湯梨浜町は、東郷池周辺を活用した「ウオーキングリゾートゆりはま」を宣言。東郷池特産のしじみ汁や鳥取和牛の串焼き、ベニズワイガニのボイルやカニみそなど〝地元グルメ〟と地元の日本酒、ワインを味わう「ONSENガストロノミーウオーキングin湯梨浜町・はわい温泉東郷温泉」(同実行委員会主催、鳥取県、湯梨浜町など後援、認定NPO法人未来主管)を、コロナ禍の中断を乗り越えて毎年9月に開催。こうした取り組みが高く評価され、「レジェンド開催地賞」が宮脇正道町長に贈られました。


「第8回ONSENガストロノミーウオーキングin湯梨浜町・はわい温泉東郷温泉」は、ことし9月20日(日)に開催予定。近日、参加募集が始まります。

また同推進機構の理事は、今年3月末、倉吉市に開館した鳥取県立美術館を県と共に整備運営する「パートナーズ株式会社」の構成企業、大和リースの森田俊作代表取締役会長。森田会長は美術館のオープニングセレモニーで「温泉郷をはじめ歴史・文化、地元のグルメに恵まれた鳥取県はONSENガストロノミーツーリズムの最適地。インバウンド拡大につなげたい」と熱い抱負を語っており、今回の全国交流会でも認定NPO法人未来の岸田寛昭理事長や宮脇町長らと「地元でコラボ企画を」と会話が弾んでいました。
