
9月27日、28日に鳥取県倉吉市駄経寺町の大御堂廃寺跡歴史公園で開かれる「やきとりJAPANフェスティバル2025in倉吉」に向けて、同フェスティバルを主宰する一般社団法人・日本やきとり文化振興協会の青村雅子代表理事が倉吉入りし、2か月後に迫った本番に向けて、実行委員らとの打ち合わせや現地視察を行いました。来倉した青村代表理事に、会場地の印象やフェスティバルに向けての抱負などを聞きました。

―本番に向けた準備の進み具合は?
青村「はじめは、倉吉が『焼き鳥の町』でないということで不安もありましたが、いざ準備に取りかかると、現地の実行委員の皆さんにまとまりがあり、役割分担もしっかりしていて今は逆にとても安心感があります。順調に進んでいます」
―ウオーキングや食のイベントなど、ふだんからイベントが盛んな土地柄だからかも知れません。会場を視察されて印象は?
青村「この春に開館したばかりの県立美術館のすぐ横で、とてもすばらしい環境ですね。駐車場も河川敷や周辺の駐車場が使えると聞いて、安心しました」

―気になるところ、気をつけたい点は?
青村「あとは当日の天候ですね。台風の多い時期ですし、何より9月はまだ残暑も予想されますので、高温による熱中症対策には万全を期したい。水分補給や救急医療など、万一に備える体制を整えたい」

―倉吉のフェスティバルに期待するものは?
青村「一過性のイベントではなく、倉吉市や鳥取県に何が残せるのか、ということが大切。『大山どり』の名は東京をはじめ全国的に知られているのに、焼き鳥の店や鳥を使った食文化があまりないのが意外です。〝鳥〟の付く唯一の県ですし(笑)、このフェスティバルが鳥取県から新しい『鳥の食文化』を発信するきっかけになれば、と大いに期待しています」

青村代表理事は、一昨年にフェスティバルが開かれた山口県長門市で焼き鳥店(焼とりちくぜん)や玉子の加工場を切り盛りする女性経営者。9月の「やきとりJAPANフェスティバル2025in倉吉」には、県内外からやきとり有名店が集結するほか、鳥取県の特産品ブースも設置されます。集客目標は、2日間で倉吉市の人口を上回る5万人。
同フェスティバルに関する問い合わせは、認定NPO法人未来までお願いします。電話番号は0858-24-5725、FAX番号は0858-27-0101。メールでの問い合わせは、civic@npo-mirai.net


















