潮風の香りと海岸の絶景楽しみながら 世界認定の「山陰海岸ジオウオーク」3コースに300人

 世界ジオパークネットワーク(GGN)に認定されている山陰海岸ジオパークを歩く「山陰海岸ジオウオークin因幡・但馬2025」が4日、鳥取市浜坂の鳥取砂丘こどもの国と、兵庫県新温泉町居組の居組コミュニティセンターをスタート地点とする3コースで行われ、鳥取、兵庫両県や関西から参加した300人余りが鳥取砂丘や山陰海岸の絶景を楽しみながらゴールを目指しました。

日本遺産三徳山三朝温泉ウオーク(11日)のPRをしながら受付スタンプを押すNPO未来の岸田理事長
旧居組小学校体育館で出発式。事務局からの諸注意を聴く参加者ら
歩く前に、まずはしっかり準備体操

 時折雨もようのあいにく天候でしたが、参加者らは鳥取市から岩美町、兵庫県新温泉町まで続く風光明媚なジオスポットを楽しみました。

いよいよ出発です
家族連れや仲間と和気あいあい、マイペースで歩く

 山陰海岸ジオパークは京都府(京丹後市)、兵庫県(豊岡市・香美町・新温泉町)、鳥取県(岩美町・鳥取市)の3府県にまたがる広大なエリア。日本列島が大陸の一部だった時代から現在に至るまでの自然の歴史が地形に刻まれ、地質や自然景観が世界的に高い評価を受けています。

心地よい汗をかき、ホッとひと息

 ゴール地点の浦富海岸駐車場では漁師鍋のふるまいや、鳥取市や岩美、新温泉両町の特産品販売コーナー、足湯コーナーが用意され、参加者らはホッとひと息、熱い鍋や足湯でくつろいでいました。