興奮また興奮、大波乱の大相撲夏場所 伯乃富士は2年10か月ぶり2度目の敢闘賞 倉吉市のPV、市民ら盛り上がる

 2横綱、2大関を欠いた波乱の大相撲夏場所(両国国技館)は24日に千秋楽を迎え、伯乃富士関(伊勢ケ浜部屋)の出身地、鳥取県倉吉市のホテルで開かれたパブリック・ビューイングには、4敗でまだ優勝に望みがかかる伯乃富士関を応援しようと、市民や後援会会員ら30人余りが詰めかけました。

のぼり旗が並ぶパブリック・ビューイングの会場

 同パブリック・ビューイングは、伯乃富士倉吉後援会と、同市出身の横綱琴櫻(元佐渡ヶ嶽親方)の佐渡ヶ嶽部屋を応援する鳥取県桜友会が合同で毎場所開いています。

会場は、対戦前から大盛り上がり

 前日、単独首位の大関霧島(音羽山部屋)と対戦した西前頭10枚目の伯乃富士は、土俵際まで追い詰められながらも、痛めた左足一本で残って反撃。寄り倒しで破り、4敗を守って千秋楽へ。3敗が霧島と小結若隆景(荒汐部屋)、4敗の5人が並ぶ大混戦の中、史上10番目となる年少優勝に望みを託しました。

大型スクリーンに伯乃富士の姿が映ると、応援は最高潮(アメバTVから)
固唾をのんで見守る伯乃富士ファン

 パブリック・ビューイングの会場では、後援会会長の広田一恭倉吉市長も応援。藤青雲(藤島部屋)を一気にはたき込みで破ると、会場は「やったぞ」「さすが哲ちゃん(本名・落合哲也)」の大歓声。2023年7月場所の新入幕での受賞以来、2年10か月ぶり(13場所ぶり)2度目となる敢闘賞を獲得しました。伯乃富士が通った倉吉幼稚園の園長、日野彰則さんが「これで優勝に望みがつながった。みなさん、最後まで応援を」と呼びかけると、会場は大盛り上がり。

優勝の可能性に望みを託すが…
若隆景の勝利で夢は打ち砕かれ、市長も天を仰ぐ

 しかし、若隆景が勝ちを収め、優勝の望みが絶たれると、会場からは大きなため息。

 広田市長は「昨日の霧島戦といい、今場所を盛り上げたのは伯乃富士。これからも応援をよろしく」と会場に呼びかけ、全員で伯乃富士の応援タオルを手に、今後の活躍を祈って「エイエイオー」と気勢を上げました。