六根清浄の聖地・三徳山の宿坊で「せっかくウオーク」 写経や座禅、精進料理を体験 茨城や横浜からも

三徳山の宿坊として知られる皆成院

 7日に閉幕したSUN-IN未来ウオークで「せっかく鳥取に来たのだから、ここだけしか味わえない体験を」という、「せっかくウオーク~お坊さん体験ツアー」が8日、東伯郡三朝町の三徳山皆成院(清水成眞住職)で行われ、22人が写経や座禅を体験、精進料理を味わいました。日本遺産にも選ばれている修験道の聖地・三徳山の宿坊で毎年恒例の同ツアーは、募集開始とともにあっという間に定員に達する人気です。

清水住職のユーモアあふれる法話も魅力の一つ

 今年もつくばみらい市(茨城)川口市(埼玉)横浜市など、遠隔地からの参加が目立ちました。まずは写経を体験。般若心経の上に半紙が置かれ、同院の清水住職は「心を込めて写経することで、六根清浄、五感と意識の汚れを払い、身も心も清らかにして三徳山から帰宅して下さい」と説明すると、参加者らは黙々と筆を運び、あたりは静寂に包まれました。

静寂の中で筆を運ぶ参加者ら
写経の後は座禅体験
静かな時間の中で自分と向き合う

 写経に続いて座禅も体験した後はお待ちかね、本場の精進料理。胡麻とうふやさしみコンニャク、山菜の天ぷらや酢の物など、三徳山の〝山の幸〟が並び、「食事も修行のうちです。命をいただいていることに感謝しながら、いただきましょう」と清水住職が説明すると、全員で合掌して一品ずつ味わっていました。

三徳の山の幸がそろった皆成院の精進料理