「歩いてつながる アジアの友情、アジアの絆」をテーマにした「第25回SUN—IN未来ウオーク」(認定NPO法人未来主催、日本ウオーキング協会、新日本海新聞社など共催)と、25回大会を記念した「2026IVV SUN-IN未来アジアンピアド倉吉大会」(国際市民スポーツ連盟公認大会)は6月6、7日の2日間(アジアンピアドは5日から)、当日参加と地元のボランティアを含めて3295人、やきとり名店など屋台村や出店者、ステージパフォーマンスのギャラリーなどを加えると、過去最高ののべ5645人が参加し、県中部を歩く9コースで友情と交流を深めました。
10年ぶり2回目の日本開催のアジアンピアド倉吉大会には、韓国・台湾・モンゴル・ミャンマー・ロシア(ウラジオストク)・ニュージーランド・デンマークの7カ国から220人余りが参加。未来ウオークに参加したほか、サイクリングや水泳など市民スポーツを楽しみました。県境、国境を越えて心がつながった2日間の大会のもようをカメラで追いました。1日目の模様は前編、2日目は後編でお伝えします。
ボランティアは早朝から全開!

早朝7時前、ボランティアに応募した中高生や社会人が次々受付を訪れます。

「本日、司会をつとめます…」慣れないアナウンスに緊張。

出発する参加者を「完歩めざして、エイエイオー!」と激励するのも、ボランティアの役目。
長丁場37キロ「日本一美しい廃線跡&関金温泉」

「残念ながら関金でクマの出没情報があって一部コース変更となりましたが、途中の倉吉市街地は谷口ジローさん原作の映画『遥かな町へ』の舞台。秋公開の映画をご覧になって『ああ、私はここを歩いたなあ」と思い出して下さい」と広田一恭倉吉市長が祝辞。後方右は未来ウオークの山田修平大会長、同左はアジアンピアド主催の日本市民スポーツ連盟の川内基裕会長。

開幕日は快晴。まぶしい朝日を浴びて元気よくスタート。

旧国鉄倉吉線の廃線跡。線路を歩いて楽しむ

ああ、なのに残念。クマの出没情報で、やむなくコース変更。名物の「日本一美しい竹林の廃線跡」や「山守トンネルの通り抜け」は、今回はお預けです。

関金を折り返し、再び倉吉市へ。旧西倉吉駅に向かう長い長い桜並木は、緑陰が心地よい。

倉吉市食生活改善推進員の女性たちがイチゴを提供。国籍を超えて人情が心にしみます。

そのころ、倉吉パークスクエアの主会場では…

なにやら、ステージで華やかな踊りの一団が…

鳥取市のしゃんしゃん祭りでおなじみ、踊り子連「桜道里(オードリー)」が、鈴のついた「すずっこ」を手に若さあふれる踊りを披露。

巨大な旗をふって、スタートするウオーカーたちを励ます。
さあ、20㌔、「済州オルレ友情の道」

「日韓の友情と歴史のロマンあふれるコースです。東郷池の風景も楽しんで」とPRする湯梨浜町の宮脇正道町長。

アジア各国の自然保護やトレイル文化の発展を目指す国際組織「ATN(アジア・トレイルズ・ネットワーク)」を代表して、台湾の千里歩道協会の周聖心代表があいさつ。同協会は、未来ウオーク主催の認定NPO法人未来と友好協定を結んでいます。

ボランティアに見送られて出発する20㌔の参加者。

倉吉市のシンボル・打吹山をバックに、倉吉大橋をわたり、天神川沿いを歩いて湯梨浜町を目指します。

「オーチン・ハラショー(とっても素晴らしい)!」 ウラジオストクから来た子供たちも、東郷池添いの美しい風景を満喫。
そのころ、主会場ではバイオリンの音色が…

未来ウオーク初出演の三朝バイオリン美術館、岡野志穂館長(右)と娘の琴莉(ことり)さんによるバイオリン演奏です。「当館に来られたら、ちょっぴり弾けるようになって帰れます。ぜひ来館を」とPR。
10㌔「県立美術館&倉吉八犬伝」、5㌔「遥かな町倉吉」相次ぎスタート

「10月に全国公開される谷口ジローさん原作の映画『遥かな町へ』、きょう、皆さんはその舞台となった倉吉の町並みを歩きます」と主催の認定NPO法人未来の岸田寛昭理事長があいさつ。


続いて韓国江原道の郭然吉文化体育局長(上)、大韓ウオーキング連盟のイ・ガンオク会長(下)があいさつ。昨年、「くらしよし未来アドバイザー」を委嘱されたイ会長の「自然こそが病院であり、あなたの2本の足がお医者さんです」という言葉は、同連盟とNPO未来の交流を記念して主会場の倉吉パークスクエアの一角に石碑が建てられています。

倉吉市民らが日韓の文化交流で結成した韓国舞踊太鼓「倉吉プンムルノリ」が、華やかなカネと太鼓の音で参加者を見送ります。

まさにハイタッチの嵐! 笑顔でスタートする参加者ら
すっかりコースの沿道風景となった昨春オープンの県立美術館。

フィギュアの殿堂「円形劇場くらよしフィギュアミュージアム」に生まれ変わった旧明倫小の円形校舎横を通過する10キロの参加者ら。

5㌔は淀屋、倉吉八犬伝、「遥かな町へ」さまざまなドラマを秘めた倉吉の町並みを歩きます。
主会場では、あの「ビートルズ」が登場



本場・イギリス公演も行った地元の「倉吉ビートルズ」。ビートルズ・サウンドがたちまち会場を魅了しました。
ことしも爽やかな「ハワイの風」が届きました

明るいハワイアンの音楽とともにステージに登場したのは…

鳥取県中部の「フラガール」こと…

「Huihula Linolino」の皆さんです。

「アイドル・ユニット」も出演!

日本海新聞プロデュースの鳥取発アイドル「SEA・BLOOM(シー・ブルーム)」です。県内の小中学生で結成され、ことしいっぱい、アイドル活動を展開します。ステージ前では「推しのファン」たちが声援。

次々ゴール、スタッフも出店も大忙し

三朝温泉からは恒例の「足湯コーナー」。疲れた足をつけて、くつろぐ参加者。思わず笑顔がこぼれます。

暑かった初日。大会で初めて、霧を含んだ涼風で暑さを吹き飛ばす「ミスト車」が一般社団法人公縁クロス機構の協力で実現しました。

「飲みたーい」のCMでおなじみ、松井酒造からは「ウイスキー倉吉」と「とっとりビール」のブース出店。

今年秋に倉吉市で開催の「ぼうさいこくたい」のPRブース。

コナン、ゲゲゲ、遥かな町へ…。「まんが王国とっとり」、ますます絶好調です。

昨年9月、倉吉市の人口の2倍(9万5千人)が集まった「やきとりJAPANフェス」からは、県外から4つの名店が出店。あたりはいい匂いが漂います。

ゴール地点の倉吉パークスクエアに次々帰って来る参加者を「お疲れさま」と笑顔で迎えるボランティア・スタッフ。「完歩、おめでとう!」 歓喜のゴールに、思わず2人で「ピース」


















