「歩いてつながる アジアの友情・絆」をテーマに 「第25回SUN-IN未来ウオーク」カメラスケッチ(後編)

 2日目の7日は梅雨空が戻り、時おり小雨が降るあいにくの天候でしたが、参加者らは、NHK朝の連ドラにちなんだ「『化け化け』小泉八雲ゆかりの地」(32㌔)や、25回大会記念限定コースの「日本遺産三徳山&三朝温泉」(20㌔)「ラッピング列車で行く北栄町」(10㌔)のほか、倉吉市内の「赤瓦&ひなビタ♪」(5㌔)「Kids(歩育)」(3㌔)など5コースに分かれて出発しました。

 主会場の倉吉パークスクエアふれあい広場では、子どもたちの太鼓やダンス、地元出身のHACTO(ハクト)さんのミニコンサートなど多彩なイベントが繰り広げられ、盛んな拍手や歓声が会場に響きました。

32㌔「『化け化け』小泉八雲ゆかりの地」へ

 出発式で、コースとなる琴浦町の村上隆史副町長は「小泉八雲と妻セツさんが新婚旅行で泊まった中井旅館や、八雲が感動した巨大な花見潟墓地は必見です」とPR。

ボランティア・スタッフから水のボトルを受け取ると…

スタート地点の琴浦町に向かうバスに乗り込みました。

新婚の八雲夫妻が泊まった旅館へ

浜には大きな石がゴロゴロ。「ナニコレ、オモシロイ風景ネ」

思わず石積みをする参加者も。

 八雲が「霊気を感じた」と書き残した赤碕の花見潟墓地。鎌倉時代からの2万基を超える墓石が並んでいます。

 世界的な彫刻家、流政之さんの「波しぐれ三度笠」が突堤に並びます。「ここは、まるで異世界、ばけばけの風景だ!」

八雲夫妻が新婚旅行で泊まった「中井旅館」で記念撮影する参加者。

そのころ主会場のステージでは…

 未来ウオークやアジアンピアドの活動に対し、地元の㈱流通と山陰合銀SDGs私募債から寄付金が贈呈されました。左から、認定NPO法人未来の岸田理事長、㈱流通の江原社長、合銀の原部長。

何やら、元気な太鼓の音が…

 地元の「打吹童子ばやし」のジュニア版「和太鼓LEGEN童(れじぇんど)」によるオープニングアクトです。

 ボランティア・スタッフによるアナウンスと手話通訳に続いて…

全員でしっかり準備体操。

25回記念限定、20㌔と10㌔の出発式です

 「今年は国宝・投入堂の展望台からスタートです。日本遺産の魅力を存分に味わって下さい」と三朝町の松浦弘幸町長。

「町内にある名探偵コナンのオブジェ34体を見つけて下さいね」とあいさつする北栄町の手嶋俊樹町長。

 台湾山岳協会の王嘉蓮(ワン・カレン)会長が「未来ウオークは25回大会、私たちはことし創立100周年。ぜひ台湾にも」とエールを送りました。

ロス五輪を目指す、この人からも…

 スポーツクライミングのスピード競技でロサンゼルス五輪日本代表を目指す林かりんさん(北栄町出身)がステージに。「地元で後援会も結成していただき、心強く感じます。私も頑張りますので、皆さんも一日しっかり歩いて下さい」と参加者を励ましました。

さあ、スタートです。

 ボランティアや子供たちの太鼓が参加者を見送ります。

修験道の里、20㌔「日本遺産三徳山&三朝温泉」へ

 山岳修験道の聖地・三徳山と俗界を分ける大鳥居をくぐる。

降り出した雨に、傘を広げる参加者も。

三徳地区の施設までたどり着いて、ほっとひと息。

 三徳地区の女性会が作った「かす汁」で身体を温める。

「コナン列車」で行く、10㌔北栄町の旅

 JR倉吉駅から「名探偵コナン」のラッピング列車に乗り込み、由良駅(コナン駅)を往復する25回大会記念の特別コース。

 続々とコナン駅から降り立つ参加者ら。

 「コナン、見つけたっ!」さっそく記念撮影。

 原作者の青山剛昌ふるさと館で用意されたイチゴに、ほっとひと息。「おいしい!」

 オブジェを探して町内を巡る楽しいひととき。

倉吉の町並み・打吹山を歩く5㌔「赤瓦&ひなビタ♪」、3㌔「kids(歩育)」

「ようこそ、鳥取県中部へ!」祝辞を述べる県中部総合事務所の中島直子県民局長。

5㌔、10㌔は家族連れの参加が目立ちます。

 こんなかわいいウオーカーも。打吹山のふもとでネイチャーゲームを楽しみながら、「歩育」を親子で体験します。

 市内の観光名所、玉川沿いの白壁土蔵群を歩く5㌔の参加者。

 赤瓦地区にある特産品ショップ&カフェ「Coup! la café(クラカフェ)」で、ボランティアからバナナを受け取り、栄養補給。ゴールを目指します。

ステージは雨の中、盛り上がってます

 鳥取市出身のシンガーソングライター、HACTO(ハクト)さんが、2024年の「鳥取ねんりんピック」のテーマ曲など、オリジナル曲を次々熱唱。

 ステージ前では、スタッフらが雨にずぶ濡れになりながら踊って盛り上げます。

 続いて恒例の県中部各町村で活動する、子供たちのヒップホップやストリートダンスのグループ、教室の小中高校生ら、総勢125人による「ダンスTUBE」のパフォーマンス。

 日ごろの練習の成果を披露。軽快なヒップホップに、詰めかけたギャラリーから盛んな拍手と声援。

「やり切った」「来年もがんばるぞ」 どの顔も満足感でいっぱい。

「すもうの町・倉吉」ならでは

 第53代横綱の琴櫻(前佐渡ヶ嶽親方、大関琴櫻の祖父)を生み、今も出身の現役力士、伯乃富士(伊勢ケ浜部屋)が活躍する「すもうの町・倉吉」ならではの出店。琴櫻記念館は大関琴櫻や伯乃富士の後援会グッズ販売、また倉吉商工会議所の女性会は佐渡ヶ嶽部屋直伝のおいしい「ちゃんこ」を来場者にふるまいました。

「来年も倉吉で」笑顔で再会誓う

 ゴールでは、各コースから次々帰って来る参加者をボランティア・スタッフが温かく出迎えます。

 「どれでも好きなものを取って下さいね」。ゴール地点には大山乳業の白バラ牛乳やミルクコーヒーが、参加者ののどをうるおします。

 歩き終えたあとのお楽しみ、ガラポン抽選会の前には長蛇の列。スイカなど地元の特産品が当たります。

次回アジアンピアドは2028年、台北

 最後を締めくくったのは、「アジアンピアド倉吉大会」の閉会式。日本市民スポーツ連盟の川内基裕会長(左)から、2028年に台北市で開催される次回の主催者、台湾山岳協会の黄楩楠(ホアン・ピエンナン)前会長に大会旗が手渡されました。

アジアの友情と絆を誓って、我們下次見(また会いましょう)!