「鳥取県の観光はまだ伸びしろあり」 県観光事業団の田中新理事長が講演 NPO法人未来7月例会

 認定NPO法人未来(岸田寛昭理事長)の7月例会が23日、倉吉市内のホテルで開かれ、鳥取県観光事業団理事長に就任した田中規靖氏が講演。鳥取県の観光の状況とNPO法人未来への期待を述べました。

あいさつする岸田理事長

 冒頭あいさつした岸田理事長は、NPO未来がONSENガストロノミーツーリズム推進機構から地域活性化功労賞を受賞したことを紹介。同推進機構の総会では湯梨浜町が準グランプリを受賞しています。また自身が先日、鳥取県内で初めてウオーキングマイスター資格を取得したことなどを報告しました。

鳥取県観光事業団の理事長に就任した田中規靖氏

 講師の田中規靖氏は北栄町出身、鳥取県職員として県立博物館長などを歴任。6月まで5年間は県観光連盟の専務理事を務めました。 田中氏は「鳥取県の宿泊者が前年度比34・1%増加し、特に外国人は同78・5%増と、全国一の伸び率を記録している」と紹介しましたが、一方で鳥取県を含む中国地方の宿泊者が全国の4・1%を占めるにすぎず、「観光客は関東、近畿に偏っている。中国地方、鳥取県はまだまだ伸びしろがある」と指摘しました。

「インバウンド客の伸び率は鳥取県が日本一」と語る田中氏

 県観光事業団は、エースパックなしっこ館、中国庭園燕趙園、とっとり花回廊など県内9施設を指定管理で運営している県の外郭団体で、県の観光にも大きく寄与しています。田中氏はNPO未来に対して「SUN-IN未来ウオークなどを通して多くのインバウンド客を呼び込むのに貢献していただいている。今後もウオーキングを通した地域活性化や住民の健康増進に協力を」と呼びかけました。

講演会後は懇親会で観光問題について意見交換