今年のSUN—IN未来ウオークは6月4、5日。全国から募集再開

今年のSUN—IN未来ウオーク(NPO未来法人主催、日本ウオーキング協会、新日本海新聞社など共催)は6月4日(土)5日(日)の2日間開かれることが決まりました。世界を襲ったコロナ禍で一昨年は中止、昨年は県内限定の参加でしたが、今年は全国からの募集が再開され、「ウオーカーたちの交流復活」に期待が高まります。

毎年、多くのウォーカーが鳥取県倉吉市の「未来中心」に集う

 10日開かれた実行委員会の初の部会長会で決まりました。

 開催要綱案によると、6月4日は40㌔(日本一美しい国鉄倉吉線廃線跡コース)25㌔(伊能忠敬・湯梨浜コース)10㌔(遥かな町倉吉コース)5㌔(倉吉八犬伝コース)、5日は35㌔(八橋往来・名探偵コナンコース)20㌔(日本遺産三朝温泉コース)10㌔(美術館まち歩きコース)5㌔(赤瓦・ひなびた♪コース)3㌔(キッズ=歩育コース)。

コロナ対策も緩めず、事前申し込みのみの参加としました。参加費は2千円ですが、今年から県内は15人以上の申し込みで1人1500円になる団体割引の導入が決まりました。学生は500円、高校生以下は無料。

 好評の三徳山(三朝町)の投入堂参拝や座禅体験、精進料理が味わえる「せっかくウオーク」は3日に実施。また全国大会開催の埼玉県の東松山市長、未来ウオークを長年サポートしてきたノルディックスキー複合団体金メダリストの荻原健司長野市長、平井伸治鳥取県知事や倉吉新市長(予定)らによる「首長ウオーク」など記念イベントも企画されています。

日本一美しい廃線跡で知られる「旧国鉄倉吉線廃線跡」をめぐるコースも

 県外からの参加者は緊急事態宣言やまん延防止措置の地域指定など、今後の状況変化で参加制限を要請される場合がありますが、主催のNPO法人未来・岸田寛昭理事長は「少しずつだが、回復に向かっている。安心・安全な大会運営で全国から多くの参加者を倉吉に迎えたい」と意欲を見せています。