6月1日(土)、2日(日)、倉吉パークスクエアふれあい広場(鳥取県倉吉市駄経寺町)を主会場に開かれる「第23回SUN-IN未来ウオーク」(認定NPO法人未来主催、前日31日に三徳山せっかくウオーク)は、鳥取県中部の名所・史跡・若者の人気スポットなど、見どころがいっぱいです。歩きながら気軽にSUN-IN(山陰)の美しい自然や人々の暮らしに接することのできる全9コースの魅力と見どころを上・下2回にわたって紹介。
【32㎞コース】八橋往来・名探偵コナンコース
今年は主会場で出発式後、バスで「鳴り石の浜」へ移動。ゴール地点は「倉吉パークスクエア」となります。
海外でも大人気の「名探偵コナン」の作者・青山剛昌先生のふるさと・北栄町や、奈良時代から八橋と倉吉を結んでいた街道「八橋往来」の現存する道を歩く、過去と現代をタイムスリップしたような2日目最長のコース。
琴浦町の新しい観光名所「鳴り石の浜」を出発し、日本海に向かって立つ世界的彫刻家、流政之氏の石像彫刻「波しぐれ三度笠」が見えてきます。
北栄町では「コナン」の登場人物のモニュメントの前で記念写真をパチリ。見どころの多いコースです。
【20kmコース】日本一美しい国鉄廃線跡コース
「里見八犬伝」で有名な里見忠義公にまつわる地を巡りながら、1985(昭和60)年に廃線になった旧国鉄倉吉線の線路跡をたどりながら、中国山地の山ふところに抱かれた関金に向かいます。人気スポットは何といっても「旧倉吉線跡の竹林トンネル」。先日、NHK―BS「六角精児の呑み鉄本線・日本旅」でも紹介され、その廃線跡の美しさに全国から大きな反響がありました。美しい旧倉吉線跡の竹林トンネルです。
関金に向かう途中、遠く望むことができる蒜山三座、大山の雄大な山々の景色は、ウオーカーたちの心と体を癒してくれます。
【10kmコース】遥かなまち倉吉コース
海外の人たちにも愛された鳥取県出身の漫画家・故谷口ジローさん。彼が昭和時代の倉吉を舞台に描いた「遥かな町へ」(フランスで映画化)のレトロな世界に浸れるコースです。
鳥取商業高校の自転車部時代、ロードレースの練習で鳥取から倉吉まで走っていた谷口さんは倉吉の昭和の町並みが気に入り、写真家の故高木啓太郎さんが撮影した昔の倉吉の風景写真をもとに、作品の背景の絵を忠実に描きました。原作本を手に風景と比較しながら歩くと、いっそう心がワクワクしてきますね。
【5kmコース】倉吉八犬伝コース
倉吉市の名刹・大岳院に眠る里見忠義公と8人の家臣をモデルに滝沢馬琴が「南総里見八犬伝」を書いて、江戸時代のベストセラーになりました。舞台はさらに現代の倉吉市へ。「倉吉八犬伝」は、イケメンぞろいの「八犬士」が登場するバーチャル観光ツアー。若者に人気が広がっています。
「最古の円形校舎を残そう、活用しよう」という市民の声でサブカルチャーの展示施設になった「円形劇場くらよしフィギュアミュージアム」の周辺も歩きます。
【3kmコース】キッズ(歩育)コース
打吹山を舞台に、ファミリーで自然体験ゲームをしながら、自然の面白さや不思議を学ぶコースです。他のコースと違い、保護者同伴でキッズの歩くペースを見ながらリーダーが誘導、団体行動します。
未来ウオークに、あなたも!
◆事前申込
*参加費は2日間参加でも1日だけの参加でも同額です。
*参加費内訳【記念品・缶バッジ・保険料・ゼッケン・コース図・完歩証】
事前送付物は参加登録証のみとなります。
当日、参加登録証を受付でご提示頂き、記念品・ゼッケン等をお受取りください。
◆当日申込
*参加費は1日ごとの料金となります。
*参加費内訳【缶バッジ・クーポン券・保険料・ゼッケン・コース図・完歩証】記念品はありませんのであらかじめご了承ください。
*【障がいのある方・介助者】参加費が半額となります。お申込の際に障がい者手帳の提示、または手帳のコピーを郵送、FAX、メールで事前にお送りください。(当日申込の方は受付でご提示ください)
* 取消しや不参加の場合、参加費は返却致しませんのでご了承ください。
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