2日目の6月2日朝はあいにくの雨模様でしたが、心配された雨は出発時間には上がり、参加者らは「八橋往来・名探偵コナン」(32キロ)「日本一美しい廃線跡」(20キロ)など5コースに分かれて元気よくスタートしました。また主会場の倉吉パークスクエアふれあい広場のステージでは、子どもたちによる勇壮な太鼓あり、エネルギッシュなダンスありと多彩なイベントが繰り広げられ、盛んな拍手や笑い声が会場に響きました。全コースで事故もなく無事終了、参加者らはコース沿道や大会スタッフ・ボランティアとの思い出を胸に家路に着きました。
雨の出発式 32キロ「八橋往来・名探偵コナンコース」
そのころ、「鳴り石の浜」では…
雨も止み、20キロ「日本一美しい廃線跡コース」がスタート!
「レトロ&クールな倉吉」 10キロ「遥かな町倉吉コース」5キロ「倉吉八犬伝コース」3キロ「キッズ(歩育)コース」
主会場のステージは子どもたちが主役
「相撲の町くらよし」をPR
「また来年」再会誓う 能登・台湾に寄付金も
心つながる寄せ書き
今年の未来ウオークでは、「会場の心をひとつに」と、書家の山田美鈴さん=写真=に書いていただいた「歩く」の文字を中心に「寄せ書きコーナー」を設けました。ゲストから参加者、ボランティア、韓国からの訪問団まで、日本語、英語、ハングル文字、思い思いのメッセージが寄せられ、大会の大切な思い出になりました。
「〝つながる〟が未来ウオークのコンセプトであり、合言葉」と出発式で呼びかけた未来ウオークの山田修平大会長(藤田学院鳥取看護大・鳥取短大理事長)。世界のあちこちで戦火が絶えず、人種・民族・世代間の分断も広がる中で、「自然こそが病院であり、あなたの2本の足がお医者さんです」(未来ウオークに寄せたイ・ガンオク大韓ウオーキング連盟会長の言葉)という言葉のもとに多くの人たちが集い、笑顔で歩いた2日間。「この感動を来年も再び」。それは健康と世界平和を願うアジアや全国の人たちの願いです。また来年も倉吉で元気にお会いしましょう!