「歩く喜びをかみしめて」沿道に心つながる 「第23回SUN-IN未来ウオーク」カメラスケッチ(前編)

「第23回SUN—IN未来ウオーク(認定NPO未来法人主催、日本ウオーキング協会、新日本海新聞社など共催)は6月1、2日の2日間、倉吉市駄経寺町の倉吉パークスクエアふれあい広場を主会場に国内外から参加者、ボランティア合わせてのべ2600人が参加し、県中部を巡る9コースで友情と交流を深めました。

 世界を襲った「新型コロナ禍」の規制が緩和されて2年目の今年は、全国38都道府県、韓国からも鳥取県と交流30周年を迎えた江原特別自治道などから31人が参加し、「共に歩ける喜び」をかみしめました。県境、国境を越えて心がつながった2日間の大会のもようをカメラで追いました。1日目の模様は前編、2日目は後編でお伝えします。

早くも長蛇の列@倉吉パークスクエアふれあい広場

朝7時前、早くも参加受付の前は、全国からやって来た参加者で長蛇の列
ボランティア・スタッフの若者たちがテキパキと受付をこなします
場内アナウンスを担当するボランティアの若いスタッフが最後のリハーサル

いよいよ長丁場35キロ「済州オルレ友情の道コース」のスタートです

山田修平大会長が「鳥取県中部にようこそ」と挨拶、左は畑浩靖日本ウオーキング協会会長
「ウオーキング・リゾート湯梨浜町を楽しんで」と宮脇正道町長=右=が祝辞
朝日を浴びながら元気よくスタート。「済州オルレ友情の道」は大会で一番の長丁場
最長コースも風光明媚な東郷池を見れば元気百倍、笑顔も自然ともれます
ハワイ夢広場のそばの木陰で昼食。まだ先は長い…

続いて20キロ「日本遺産・三朝温泉コース」、心が癒やされます

「歴史のロマンあふれる町を楽しんで」とPRする三朝町の松浦弘幸町長
スタート前にインストラクターの澤晶子さんの指導でしっかり準備体操
さわやかな初夏の青空、朝の空気を胸いっぱい吸って英気を養う
鳥取県との交流30周年で参加した韓国・江原特別自治道の原州市の大学生訪問団
鳥取市のしゃんしゃん祭りでおなじみ「桜道里(オードリー)」が勇壮な踊りと旗ふりでお見送り
来年春オープンする鳥取県立美術館をバックに三朝を目指す参加者ら
温泉旅館が並ぶ三徳川添いを歩きます
「コロコロ」と鳴く三徳川のカジカカエル。像のある恋谷橋は「縁結びスポット」

10キロ(美術館と街歩きコース)5キロ(赤瓦・ひなビタ♪コース)相次ぎスタート

「友好を深めましょう」。挨拶する江原特別自治道の鄭光烈経済副知事 後ろは足羽英樹県教育長
ボランティアのハイタッチの見送りを受けて、笑顔でスタート
街のあちこちにある彫刻作品を鑑賞しながら歩く(10キロコース)
白壁土蔵が並ぶ玉川沿いを歩く(5キロコース)
気温はグングン上昇、途中のクラカフェ前で冷たいメロンのサービス
倉吉市街地にはレトロな建物がいっぱい。旧国立第三銀行の支店跡、現在はレストラン

そのころ主会場のステージでは…

「とっとりふるさと大使」ポケモンのサンドとアローサンドと記念撮影会
弥生人のマスコットキャラクター「あおやかみじろう」が今年秋に鳥取県で開催される「ねんりんピック」をPR

今年も爽やかなハワイの風が届きました

明るいハワイアンの音楽とともにステージに登場したのは…
鳥取県中部の「フラガール」たち
今年もステージを盛り上げてくれた「Huihula Linolino」の皆さんです

各コースで次々ゴール。出店も大忙し

次々到着参加者に、完歩スタンプを押すボランティア・スタッフも大忙し
「お好きなのをどうぞ!」 大山乳業の「白バラ牛乳・コーヒー・フルーツ」はここでも人気です
疲れた足を癒やしてくれる「三朝温泉足湯コーナー」、韓国の人たちにも大人気
「クラカフェのホットでスパイシーなキーマカレーをどうぞ!」
倉吉商工会議所女性会の焼きそば店もフル回転
鳥取短大に留学して地元が気に入り、鳥取県内で「ハンガリー屋台」を出しているオットー君
会場に隣接した「大御堂廃寺」の出土品レプリカを作る、という変わった出店も

ゴール後は「お楽しみ抽選」にワクワク

「当たるかなあ」 地元特産品などがもらえるお楽しみ抽選