
鳥取タイムズみらいで2022年9月に紹介した、関金温泉の「HOTEL星取テラスせきがね」(鳥取県倉吉市関金町)が、4月26日のオープンに向けて今月から宿泊予約を開始しました。

1968(昭和43)年に倉吉市が「大山観光は県中部から」と広域観光の拠点として旧関金町に出資し、誕生した「国民宿舎関金荘」が前身。その後「グリーンスコーレせきがね」に改称されましたが、2020年春、倉吉市から無償譲渡された県外業者が経営を放棄するトラブルで閉館。同市の「せきがね再生プロジェクト」に応募した㈱流通(同市巌城、江原剛代表取締役社長)を代表とする共同企業体(JV)が、再オープンに向けて大幅な改装・増築に取り組んでいました。コンセプトは「星ふるまちのやさしい宿」。

「星取県」にちなんで命名された新生「HOTEL星取テラスせきがね」は、〝大山・星空・名湯に癒やされるユニバーサルな宿〟をテーマに、家族連れから高齢者、障がい者まで安心して泊まれ入浴できる「ユニバーサルデザイン(UD)」を全館採用。7月以降は介護護タクシーでの送迎や入浴介助サービスも受けられる予定です。入浴設備では、雄大な大山を一望できるインフィニティ―露天風呂やロウリュ付きサウナを完備。名湯「しろがねの湯」を堪能できます。ドッグランもあり、大型犬を含むペット同伴の宿泊が可能。また「現代の名工」の総料理長による山陰の海と山の幸を活かした料理の数々も魅力です。新設の北館は13室、最大収容客数54名、一部リニューアルの南館は17室、同108名。

HOTEL星取テラスせきがね 鳥取県倉吉市関金町関金宿1397-3
宿泊予約は、公式Webサイトからhttps://catch-the-star.com/