「おめでとう!琴勝峰」 佐渡ヶ嶽一門の優勝に沸く 倉吉市のPV会場 伯桜鵬、琴櫻は「捲土重来」期す

大相撲の名古屋場所千秋楽の27日、倉吉市内では、大関琴櫻をはじめとする佐渡ヶ嶽部屋を応援する「鳥取県桜友会」(会長・広田一恭倉吉市長)と、倉吉市出身の前頭九枚目伯桜鵬を応援する「伯桜鵬倉吉後援会」(同)の合同パブリックビューイングが行われ、佐渡ヶ嶽一門の琴勝峰が安青錦に勝って、13勝2敗で平幕での初優勝を果たしました。

伯桜鵬への応援もむなしく、敗れた瞬間、「あ~あ」と会場では大きなため息

 前頭4枚目の伯桜鵬(伊勢ケ浜部屋)は、王鵬(大嶽部屋)と対戦。伯桜鵬の頭を下げての突進を王鵬が跳ね返し、つき出しで敗れて有終の美は飾れませんでしたが、8勝7敗。20日には横綱・大の里から初金星、けがから復帰した昨年初場所から連続の勝ち越しを守りました。

大関琴櫻が横綱大の里に敗れ、思わずのけぞる参加者も

 一方、琴櫻は結びの一番で横綱・大の里と対戦。新横綱の場所で4敗を喫した大の里は立ち合い、正面から勢いよくあたり、そのまま寄り切って今場所元気のない琴櫻を下しました。

初優勝に向け、気合を入れる琴勝峰(NHKテレビから)

 琴勝峰は2敗で単独トップ、星の差1つの3敗で同じ平幕の安青錦と草野の2人が追う展開となりましたが、突き落としで安青錦に勝ち、13勝2敗で初優勝。平幕優勝は、去年春場所の尊富士(鳥取城北高卒)以来、8場所ぶりです。その瞬間、倉吉市のパブリック・ビューイングの会場でも歓声が置き、「初優勝おめでとう」のプラカードが掲げられました。

愛知アリーナでも優勝を祝う横幕が揺れた(NHKテレビから)
倉吉市のパブリック・ビューイング会場でも、琴勝峰の初優勝をみんなで祝った

 昨年6月、琴勝峰の結婚式に出席した鳥取県桜友会の向井康英幹事長は「本当におめでとう。この優勝を弾みに、さらに上位を目指して精進してほしい」と喜びのメッセージ。琴勝峰の弟、琴栄峰は佐渡ヶ嶽親方と共に倉吉市の「桜ずもう」に何度も訪れています。