八犬士さながらタイムスリップ 里見公主従しのび甲冑行列「倉吉里見時代行列」体験ツアーの参加者を募集

 倉吉観光MICE協会は9月2日(土)~3日(日)、1泊2日の日程で催行する「倉吉里見時代行列2023」甲冑行列参加体験ツアーの参加者を募集しています。申し込み締め切りは8月25日(金)

里見公主従の墓がある大岳院(倉吉市東町)を勇壮な甲冑姿で出発する参加者

 鳥取県倉吉市は、戦国時代から江戸時代初期にかけて生きた大名・里見忠義公の終焉の地。安房国館山藩(千葉県館山市)の藩主だった里見公は1622年、流された伯耆国倉吉で29歳の若さで病死、主君の後を追って8人の家臣が殉死したことから、これをモデルに曲亭(滝沢)馬琴が伝奇小説「南総里見八犬伝」を執筆。江戸時代の大ベストセラーとなり、今でも歌舞伎や映画、テレビドラマに取り上げられる高い人気を誇っています。

 同市では、無念の死を遂げた里見公とその家臣(八賢士)をしのび弔うため、毎年「里見まつり」を開催。中でも里見公の菩提寺・大岳院から観光名所・白壁土蔵群を甲冑姿で練り歩く「倉吉里見時代行列」(9月3日)は人気のイベントで、ツアーで参加者は甲冑に身を包み、さながら八犬士たちの生きた時代にタイムスリップした感覚が味わえます。

甲冑行列参列の様子は随伴のスタッフが写真撮影、後日データでもらえます。宿泊はJR倉吉駅前の「ホテルセントパレス倉吉」。最少催行1名〜最大募集人員4名。参加費は1名1万5千円(宿泊・食事代、現地交通費、旅行保険、消費税含む)。

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観光名所の白壁土蔵群を練り歩く時代行列の参加者ら