9万4500人来場して閉幕 やきとりJAPANフェスティバル2025in倉吉 見たこともない人出に自信 「やきとり文化の発信を」

大盛況の会場のもようは、鳥取県立美術館の吹き抜けの巨大な窓からもよく見えました
前日にも増して、どの屋台も長蛇の列

  北海道から沖縄まで全国の焼き鳥の名店が集結した「やきとりJAPANフェスティバル2025in倉吉」は28日、目標の「市人口を上回る5万人」の2倍近く、9万4500人(1日目3万9500人、2日目5万5000人)の来場を達成して閉幕しました。

「名店の味」にたどり着こうと、どの屋台の前も「じっとがまん」の客の列
行列に疲れて、芝生の上でのんびりピクニック気分を楽しむ家族連れの姿も

  会場となった鳥取県倉吉市駄経寺町の大御堂廃寺跡歴史公園芝生広場は前日に続き、屋台の前に長い行列が並び、あたりは焼く煙で真っ白。今春オープンした県立美術館周辺はかつてない人出でにぎわい、地元の活性化に大きく貢献しました。

こちらは「やきとり」ならぬ「ラーメン対決」、地元の「ごっつぉらーめん」と「悟空」の屋台前にも長い行列

 2日目は夏を思わせる強い日差しが照りつけ、会場では焼き鳥を片手にビールを楽しむ姿を多く見かけました。キリンビールの創業者のひとりが倉吉市出身の磯野長蔵氏(市名誉市民第1号)であることから、ビール原料の国産枠として、キリンの「一番搾り」に倉吉市の上北条地区で栽培されたビール麦が使用されています。会場にはその「一番搾り」のビールを満載したトラックが横付け。東京ドームさながらビールサーバーを背負った女性たちが、会場内で冷たいビールを売り歩いていました。

熱い日差しに、倉吉産のビール小麦が使われた「一番搾り」が飛ぶように売れる
ビールサーバーを背負って「一番搾り」を売り歩く女性ら

 またステージイベントも最高潮。地元で大人気のコピーバンド「倉吉ビートルズ」がステージに立つと、多くの推しのファンが駆け付け、手拍子を打ちながら演奏を楽しんでいました。

地元の「倉吉ビートルズ」の野外ステージに会場は大盛り上がり

  森英司実行委員長ら準備に取り組んできた実行委員や、全国の名店・焼き鳥ファンでつくる一般社団法人・日本やきとり文化振興協会(青村雅子代表理事)のスタッフらは、「もともと焼き鳥文化のない土地。不安だったが、こんなに盛り上がるとは驚き」「名実ともに〝鶏取県〟、全国に鳥取らしい焼き鳥文化を広げたい」と語り、来場客数の9万4500人にかけて、「9(く)らよ4(し)に5(こい)して達成した数字」と、関係者が一体となって喜びを分かち合っていました。

「やったぞ、9万4500人!」 終了後、スタッフ全員で喜びを爆発