前日の肌寒い天気が一転、秋晴れの絶好のウオーキング日和になった22日、10回目を迎える「ゆりはま天女ウオーク」が東伯郡湯梨浜町で開かれ、韓国済州オルレ友情の道の19㎞(神話と歴史の道)と日本のノルディック・ウオーク認定第1号コースである12㌔の湖周コース、それに昭和の温泉街と商店街の情緒が漂う5㎞の3コースに分かれ、436人が汗ばむ陽気の中で心地よいウオーキングを満喫しました。
スタート・ゴール地点の中国庭園「燕趙園」前で開かれた開会式では、宮脇正道町長が「ウオーキング・リゾートを目指す湯梨浜町は、観光のみどころがいっぱい。中国河北省との友好を祈念した中国庭園、韓国との歩く交流など国際交流も盛ん。ぜひ秋の一日を歩いて満喫して下さい」と歓迎の挨拶を述べ、フラ・ダンスの歓迎ステージや、同町のマスコットキャラクターにちなんだオリジナルの「ゆりりん体操」で十分身体をほぐした後、家族やグループで和気あいあいとスタートしました。
コース途中では、梅栽培の盛んな野花(のきょう)地区の梅酢ジュースジュースで乾いた喉をうるおしたり、三八(さいぱち)市の開かれている商店街では地区の「鬼嫁の里プロジェクト」の女性らにもてなしを受けるなど、地元との温かい交流のひとときも。
ゴール後は、東郷町特産の梨や東郷池で獲れたしじみの汁に舌鼓。参加賞の無料券で、日帰り温泉施設「龍鳳閣」「ゆーたうん」の入浴や中国庭園内の散策を楽しむなど、秋の一日を堪能していました。