古城の歴史、天守から眺める絶景をたん能「米子城跡を巡る」歴史探訪ウオークを楽しむ

 かつて四層五重の天守閣を誇った山陰一の名城跡で、近年、発掘調査や保存整備が進む中、秀峰大山や中海、日本海、市街地を360度一望できる絶景に人気が高まっている米子城。市内からこの城跡を巡る「歴史探訪ウオーク」(鳥取県ウオーキング協会主催、認定NPO法人未来、とっとりコンベンションビューロー協力)が8月26日、市民や城ファンの約60人が参加して行われました。

城跡のある湊山公園に到着、鳥大医学部附属病院を望む

 ガイド役は、NHKの人気番組「ブラタモリ」でも地元の案内役を務め、「ブラリズムガイド」を名乗るとっとりコンベンションビューロー理事長の石村隆男さん。7月末、南北をつなぐ「がいなロード」が開通した新しいJR米子駅前の米子コンベンションセンターに集合。市街地を通って一路、湊山公園(米子城址地区)を目指しました。

天守閣があった城跡の頂上が見えてきました。絶景まであと一息!

 距離は5㌔ほどですが、参加者は残暑の中、石村さんの歴史の名解説を聞きながら、石垣が残る城跡の頂上を目指して登っていくと、そこには疲れを吹き飛ばす絶景が。

頂上から見渡した景色

米子市では今、この米子城を当時の姿に再建しようという壮大な計画が持ち上がっています。歴史の深みと美しい地元の景観をたん能したウオーキングでした。