
鳥取県倉吉市出身の第53代横綱・琴櫻(故先代佐渡ヶ嶽親方)ゆかりの品を展示した「琴櫻記念館」(同市魚町)が2月16日、2011(平成23)年のオープンから19万人目の来館者を迎え、同館前の芝生広場で記念のセレモニーが行われました。
19万人目になったのは、ちょうどその日、市内で行われた「長谷の観音市ウオーク」に参加した大山町の野崎美穂さんと米子市淀江町の古川紀代美さんの会社員2人。

同記念館を受託管理する認定NPO法人未来の岸田寛昭理事長と佐渡ヶ嶽部屋一門を応援する「鳥取県桜友会」の竹尾征二事務局長から、花束と佐渡ヶ嶽部屋からの記念品(琴ノ若の名前入り皿や部屋オリジナル手ぬぐい、大相撲カレンダー)を受け取った2人は、「記念館前でのウオーキングの出発式で『もうすぐ入館者19万人目』と聞きましたが、まさか自分たちが選ばれるなんて」と驚き、「相撲は昔(横綱の)千代の富士を応援していましたが、最近はあまり…。ウオークイベントで倉吉に来ると伯桜鵬関のまわしが展示してあったり、盛り上がりは感じていました」「今日はしっかり記念館を見て帰ります」と笑顔を浮かべていました。
