
鳥取県倉吉市のシンボル・打吹山(標高204㍍)で、トレッキングを楽しみながらウッドチップ用の木切れなどを集め、中腹にある「越中丸跡」で実際にウッドチップロードづくりに挑戦するイベントが行われ、市内外から50人が参加しました。

県の「豊かな森づくり協働税」を活用した事業。成徳コミュニティーセンターで行われた出発式では、主催の認定NPO法人未来(同市東仲町)の岸田寛昭理事長が「歩きながら、自然のしくみや活用法を学ぶ取り組みです」とあいさつ、準備体操で体をほぐしたあと、赤瓦の町並みが残る市街地を歩いて、 「全国桜の名所100選」で選ばれている打吹公園を目指しました。


笑顔で成徳コミュニティセンターをスタート

桜の開花の標準木がある打吹公園に到着すると、樹木医の阿部香織さん(山陰緑化建設)が「花見の人出で踏み固められるので、桜は昔から土手道などに植えられてきましたが、根元が固まると栄養が入ってこなくなり、樹勢が弱る原因になります」と解説。このあと木切れを拾いながら、打吹山中腹にある越中丸跡を目指してトレッキングを楽しみました。



打吹山の西方尾根にある越中丸では、阿部さんが「ウッドチップを敷き詰めた歩道は、雑草の抑制や環境保全、森の木々のリサイクル、歩行の衝撃吸収など、さまざまな効果があります」と説明。また倉吉博物館の根鈴輝雄館長は、かつて打吹城の三の丸として築かれ、西国霊場三十三ヵ所や四国霊場.八十八ヵ所の石仏群が並ぶ越中丸の歴史を解説しました。


このあと参加者らは、拾ってきた木材でウッドチップロードづくりを体験。破砕機から出てきたウッドチップを一面に敷き詰めて完成させると、「フカフカして歩きやすい」「いい香り」と笑顔を浮かべていました。






ウッドチップロードを完成させた参加者は、再び打吹山中腹のトレッキングを楽しみながら成徳コミュニティセンターに戻り、スタッフが用意した特製ドライカレーに舌鼓を打っていました。

















