ワーケーション=「バケーションしながらワークする」新しい働き方
「ワーケーション」という新しい働き方を知っていますか? 観光・リゾート地で休暇(バケーション)を楽しみながら、仕事(リモートワーク)もこなすという過ごし方で、コロナ禍もあって日本各地にワーケーション・オフィスが増えてきました。
倉吉市内でも、白壁土蔵群が並ぶ観光街区「赤瓦」の真ん中、東仲町に本格的なワーケーション施設「坦庵」がこのほど完成、6月23日にいよいよオープンします。オープンまではお試し体験として無料で利用できます(申し込みが必要)。
最大20人が利用可能、リモート会議も快適に
「坦庵」は東仲町の「coup! la cafe(クラカフェ)」に隣接して設けられ、認定NPO法人未来(岸田寛昭理事長)が運営します。同施設塾長の岡崎坦さんがワーケーションに由来した「さまざま働き処(どころ)坦庵(たんあん)」と命名。最大20人が利用でき、Wi-Fiやコピー機などOA機器を完備。カメラ・マイクを備えた65インチの大型モニターがあるので、リモート会議も快適に行えます。利用は午前10時から午後5時まで。
フィギュアのまち倉吉」ならではのインテリア
でも「坦庵」はただスムーズに仕事ができるだけではありません。倉吉市は円形劇場くらよしフィギュアミュージアムがあり、「フィギュアのまちづくり」を進めているサブカルチャーの拠点。室内には所狭しと精巧で美しいフィギュアの数々があなたを出迎え、仕事をした後は疲れた頭をなごましてくれるに違いありません。また周囲の町巡りをすると、観光名所や店先でたくさんのフィギュアに出会えるのも魅力です。
機能性にくつろぎの「和のテイスト」
また和室の部屋も併設され、障子で区切ってグループで利用することもできる。和室にはマッサージ・チェアが置かれ、ゆっくり足を伸ばしてくつろぐことができるのも魅力だ。
町歩きを誘う「倉吉八犬伝」「ひなビタ♪」のパネル
デスクワークするスペースには、バーチャル・ツアー「倉吉八犬伝」や人気音楽サイト「ひなビタ♪」の主人公たちのパネルを展示。早く仕事を終えて、倉吉を町巡りしながら彼ら彼女らに会いたい!
今も人気のある「南総里見八犬伝」のモデルは、倉吉の寺に眠る里見公と8人の家臣たちがモデル。それを現代によみがえらせたバーチャル・ツアー「倉吉八犬伝」が人気を集めている。
倉吉市は音楽サイト「ひなビタ♪」のまち倉野川市と姉妹都市。あちこちで「ひなビタ♪」の主人公たちと出会える。各デスクにはパソコンやスマホを充電できる電源やLANモデムがある。
さまざま働き処 坦庵
問い合わせは、〒682-0826 鳥取県倉吉市東仲町2571 認定NPO法人未来「坦庵」担当
電話:0858(24)5725まで