歴史あるメロン!プリンスメロンに迫る

春真っ盛りです。これから美味しい山菜や果物食べられるシーズンとなりましたね。なにをしても気持ちのよい季節ですが、その中でもやっぱり食べ物に注目して今日はメロンを作っている生産者の方の所へ行ってきました。

のどかなハウス風景


今回はメロンの生産者、倉吉市の佐々木敬敏氏の農場へ行ってきました。とっても気さくでほんわかとした感じの方で、メロンも優しい味だろうなと思うような方でした。

佐々木敬敏氏


メロンの生産を始められたのが、今から45~46年前で、その前進は畜産業をされていたのですが、メロン生産に注目され以後ずっとメロン生産を行っていらっしゃいます。現在はプリンスメロンとタカミメロンを生産されています。

ハウス内のメロン


今回うかがったときには、まだまだメロンの玉もついてなくて、生育途中でした。写真のように地植えでワラの上にメロン玉ができるということでした。メロン栽培では支柱を立てて育てるのかと思いきや、スイカと同じスタイルでした。

プリンスメロンとタカミメロンの特徴をお聞きしました。プリンスメロンは以前から作られているメロンで、60年ぐらい前から生産されており、とても香りが高い強いメロン。メロン固有の独特の香りとてもよく、肉厚なメロンということが特徴。

タカミメロンの方は網(ネット)のあるメロン。プリンスメロンと甘さはほぼ同じで果肉も緑色。網(ネット)があるので、とっても高級感があるのですが、実は価格的にとてもお手頃なのでいろいろな方に購入しされやすいということでした。

プリンスメロンにはいろいろな裏話しがあって、この名前をご存知の由来は、今の天皇、令和天皇の誕生にあやかってでき品種なのでプリンスと名付けられたという説もあるということです。

ようやく花がついてきました

まだメロンの玉もできていないので、皆さんにメロンのイメージが伝わりにくいかなと思うのですが、生産者の鈴木さん曰く、プリンスメロンはだんだん作り手が減ってきていて今では九州の一部と愛知県で生産されているぐらいで、今では希少価値が高く、市場ではとても人気があるメロン。県外ではなかなか生産されておらず食べられることが難しいメロン。このプリンスメロンの生産を絶やすことなく作り続けて、ずっと皆さんに食べて頂きたいということでした。

私たち鳥取県人はおそらく、プリンスメロンってメロンの代名詞のような感じだと思うのですが、そのプリンスメロンにこんな裏事情があったのかと初めて知り驚きを隠せません。プリンスメロンって素晴らしい!

メロン生産者が一押しするプリンスメロンはとても人気があって、プリンスメロンは小ぶりで家庭で食べきれるサイズ。地元では購入しやすくなっていますのでぜひぜひ皆さんも旬のプリンスメロンの味を味わってみてくださいね。

プリンスメロンは5月中旬から出荷が始まり、タカミメロンは6月初めから出荷が始まります。今から予約を受け付けていますので皆さんお早めにご予約お願いいたします。農産物は数に限りがございます。どうぞお早目にキープされることをお勧めいたします。


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