倉吉の「文化・芸術」に触れてまち歩き ゴール後は県産品の「秋のグルメ」楽しむ

10/2、美術館まち歩きウオーク&鳥取みらいマルシェが開催されました!

 秋は文化・芸術の季節。2025年春に県立美術館がオープンする倉吉市内で「美術館まち歩きウオーク」と、鳥取県特産品のECサイト「鳥取みらいマルシェ」のリアルイベントが同時開催され、118人の参加者は、県立美術館の建設現場や日本の著名な彫刻家の作品が並ぶ「緑の彫刻プロムナード」を歩いた後、地ビールやワインを堪能し、「芸術と味覚の秋」を満喫しました。

美術館まち歩きウオークは「令和4年度鳥取『県県民美術館』実現に向けた地域ネットワーク形成支援事業」として取り組まれました。倉吉市街地の歴史、文化、芸術に触れながらまちを歩き、県民立美術館のコンセプト「まちをつくる」に参加するのが目的です。

当日は雲一つない秋晴れの好天。琴桜記念館前芝生広場で午前9時から受付が始まり、認定NPO法人未来の岸田寛昭理事長が「先日終了したNHK朝ドラ『ちむどんどん』の脚本家、羽原大介さんは倉吉市のご出身で、もうすぐ羽原さんも来られる「ちむどんどんウオーク」(10月22日)が市内で開かれますがは、2年半後に県立美術館がオープンする倉吉市はまさに期待に胸がドキドキする『ちむどんどん』状態。芸術と秋の味覚を存分に楽しんで下さい」と挨拶。参加者らは「倉吉の文化芸術巡りコース」(約8.5㌔)と「倉吉甘辛コース」(約4.5㌔)の2コースに分かれてスタートしました。

琴櫻記念館前を一斉にスタートする参加者

「文化の殿堂」倉吉パークスクエア、倉吉未来中心横を通り、大御堂廃寺跡を歩く

コースの途中、建設が進む県立美術館の工事現場も視察しました。

建設現場に到着、特別に現場を一周しながら視察する特典も

建設工事を間近に見て「県民立美術館」の完成を実感した参加者ら

旧国鉄倉吉線廃線跡を活用した「緑の彫刻プロムナード」へ。背後に見える
のはスカイツリーをデザインした澄川喜一元東京藝大学長による石の彫刻
「トゥ・ザ・スカイ」

廃線から37年。この日は汗ばむ陽気で、大きく育った並木道の木陰が心地よい

緑の彫刻プロムナードには、このたび認定NPO法人未来から2カ所に丸太の
ベンチが寄贈され、ウオーキングで疲れた足をしばし休める

プロムナードに並ぶ野外彫刻。これは内田晴之氏の「異・空間92-2」

旧打吹駅跡に設置されたのは彫刻界の大家・向井良吉氏の「風景の中の風景」
参加者からは「これも彫刻?」と素直な感想。

無事に完歩! ガラポン抽選会が楽しみ

歩いた後は、「鳥取みらいマルシェ」のグルメが待ってます!

その場で揚げたてのアゴ天やじゃこ天(高塚かまぼこ)や…

おいしい燻製ソーセージ(燻製道楽)には長蛇の列。一日ご苦労様でした!