旧倉吉線の桜並木道に「丸太のベンチ」 NPO未来 設立20周年記念で寄贈 未来ウオークに憩いの場

製作中のベンチ。丸太をまるまる一本使って削り出す

 SUN-IN未来ウオークを主催している認定NPO法人未来(岸田寛昭理事長)は、このほど設立20周年を記念して倉𠮷・小鴨桜並木の道(旧国鉄倉𠮷線跡)に丸太のベンチを寄贈しました。

さっそく桜並木の木陰に設置されたケヤキの丸太のベンチ

 ベンチは倉吉市内の造園業者「石亀芳樹園」に製作を依頼。ケヤキの丸太をまるまる一本使って削り出し、2人がゆったり座れるベンチが完成しました。NPO未来はすでに市内中心部の「緑の彫刻プロムナード」にも2か所(打吹公園団子の石谷精華堂本店付近、鉄道公園近くの彫刻のそば)にも丸太のベンチを寄贈、設置されています。

一足先に設置されている緑の彫刻プロムナードのベンチ

 旧西倉吉駅~上小鴨駅の旧国鉄倉吉線跡は3.9kmほどの桜並木が続き、市内の新しい桜の名所。またSUN-IN未来ウオークのコースの一部(今年は2日目20㎞「日本一美しい廃線跡」コース)にもなっており、木陰の涼しい風で参加者が疲れをとるにはぴったりの場所。NPO未来の岸田理事長は「休憩を取りながら未来ウオークを満喫して下さい」と参加するウオーカーにメッセージを送っています。

桜並木は未来ウオークのコースにもなっている(昨年の大会)